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海でつながる こどもサミット 横浜市場探検隊!-北前船を通した海を体感しよう―  〜海と日本PROJECT〜

石川県、京都府、兵庫県などの子どもが参加し、横浜市場でマグロの解体ショーや施設見学を行い、日本でとれる魚について学びました。また、参加した小学校ごとに研究発表会も行いました。

2019.12.24

海に対する啓発活動の一環として、海とともに生活を送る北前船寄港地の子どもたちが「海に関する観光資源、食、技術」の中からテーマを選び、調査・研究・まとめを行います。また首都圏の放課後学校「キッズベースキャンプ」とコラボレーションして寄港地と首都圏の子どもたちが交流できる場を設けることで、「地方⇔首都圏」の流れを作ります。

海に対する啓発活動の一環として、日頃、海との接触機会が少なく海離れが懸念される首都圏の子どもたちに海の魅力を伝え、全国の子どもたちが海への関心度を増し、親近感を抱くきっかけ作りを目的とします。

日程
2019年10月19日(土)

開催場所
横浜市中央卸売市場

参加人数
キッズ29人(保護者等含めると64人)

主催
一般社団法人 北前船交流拡大機構

協力
東急キッズベースキャンプ
福井テレビ

横浜市場でビデオ上映と市場の説明

横浜市場に到着後、北前船教育ビデオ、横浜市場案内ビデオの上映を行い、市場スタッフによる海と市場の役割の説明を受けました。

横浜市場でビデオ上映と市場の説明

マグロ解体ショー と市場を見学

北前船が航行した日本海でとれる魚の代表格である、マグロの解体ショーを見学しました。
活魚の水槽では、日本海・瀬戸内海でとれる魚種の説明を聞きました。北前船が塩を運ぶことで保存可能となった塩鮭を見学したあと、現代の食品保存方法として超低温大型冷蔵庫も見学しました。さらに発泡スチロールの再生施設を見学し、海の保全についても学習しました。

市場見学中は、日本海・瀬戸内海の魚を見つけるとチェックシートを貼って発見数を競うゲームを開催して、楽しく学びを深めていきました。

マグロ解体ショー と市場を見学
マグロ解体ショー と市場を見学

市場職員および仲卸人から市場授業

市場職員および仲卸人の方から、日本海や瀬戸内海の地形と魚種の紹介をしてもらうなど、いろいろ教えていただきました。また、実際の魚を間近で見ることもできました。そして、家庭に鮮度が良い魚を届けるための流通の仕組みや海の環境変化に対しての取り組みについても学びました。

市場職員および仲卸人から市場授業

昆布すき体験・昆布が食文化に与えた影響の学習

北前船に関連する代表的な食品である「おぼろ昆布」の職人の方から、「すき昆布」の実演をしてもらい、子どもたちも体験と試食を行いました。北前船によって運ばれた昆布が、上方文化の和食に及ぼした影響について学習することができました。

昆布すき体験・昆布が食文化に与えた影響の学習

相互研究発表会

参加したグループごとに研究の発表会を行いました。
・「海がもたらした観光資源」(小松市立安宅小学校)
・「海が育んだ職」(宮津市立栗田小学校)
・「海の『知恵・技術・漁法・潮の流れ』」(新温泉町立浜坂西小学校)
・「北前船や物流について」(キッズベースキャンプ)
相互研究発表会

総括・感想文作成・記念作成

イベントのまとめとして、北前船に知見のある大妻女子大学の須藤先生より総括がありました。参加者は本日のイベントを振り返り、感想文を作成し、写真撮影を行いました。
総括・感想文作成・記念作成

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:64人