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折戸湾環境創造プロジェクト ~海と日本PROJECT~

静岡県清水市の清水港に生息する生き物や環境について知り、清水港がある折戸湾の環境改善について理解を深めるため、東海大学海洋学部の教授陣を講師に迎え、環境教育および体験学習を行いました。

2019.11.21

折戸湾環境創造プロジェクト ~海と日本PROJECT~

清水港と折戸湾の「今」を多くの方に知ってもらうため、中学生と高校生を対象に、2019年4月20日(土)~21日(日)および9月28日(土)~29日(日)、東海大学海洋学部の教授陣を講師に迎え、環境教育と体験学習を行いました。

清水港に生息する生き物や環境について状況を把握し、折戸湾の環境改善について理解を深めます。

日程
2019年4月20日~21日 、9月28日~29日

開催場所
東海大学海洋学部ならびに臨海実験場(清水区折戸3-20-1)周辺

参加人数
静岡市内の中学生、高校生、18名(4/20)、21名(4/20)、18名(9/28)、19名(9/29)

主催
清水港開港120周年記念事業実行委員会

協力
東海大学海洋学部、東京海洋大学

4月20日(土) 講義

4月20日(土)は、東海大学海洋学部で、東海大学海洋学部の教授らによる講義を行いました。
(1)沿岸生態系とマイクロハビタットの説明 
   講師 東海大学 海洋学部 環境社会学科 教授 石川氏
(2)折戸湾の説明
   講師 東海大学 海洋学部 環境社会学科 教授 仁木氏
(3)底生生物調査の説明
   講師 東海大学 海洋学部 環境社会学科 特任准教授 廣瀬氏
清水港の歴史や折戸湾の状況について学ぶことで、清水港に生息する生き物や環境について状況を把握し、現地調査に必要な知識を習得しました。
4月20日(土) 講義

4月21日(日)、9/28日(土) 現地調査

4月21日(日)、9/28日(土)は、東海大学海洋学部の臨海実験場、東京海洋大学清水ステーションにて、現地調査を行いました。

4つの班に分かれ、それぞれの採取地点で、春(4/21)と秋(9/28)の2回、コドラートを用いた生物採集を行いました。コドラートとは、正方形の区画を設定し、その内部の生物について調査する手法です。 
4月21日(日)、9/28日(土) 現地調査

4月21日(日)、9/29日(日) 同定作業

4月21日(日)、9月29日(日)は、東海大学海洋学部の生物学教室にて、同定作業を行いました。同定とは、個体の形質を調査して生物の分類学上の所属、名称を明らかにすることです。

現地調査にて採取した生物を専門的な資機材や図鑑を用いて、生物名の特定を行いましたた。そして、採取した生物について、種別ごとに個体数を把握し、生物多様性について学びました。

また、春(4/21)と秋(9/28)での種別数や個体数の違いを確認し、原因について、班別に意見を発表しました。
4月21日(日)、9/29日(日) 同定作業

参加者の声
・高校2年生
多様な生物が見つかって驚きました。専門的な調査方法や生物の生体に触れることができて進路の参考にもなりました。
・高校2年生
生物を分類すると分かることがあると知り、海洋研究に興味がわきました。

メディア掲出
静岡新聞、k-mix、エフエムしみず

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています