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海ごみゼロウィークは「#umigomi」でつながろう!まずは「海洋ごみ」を復習!

海洋ごみ問題の復習第2弾。深刻なマイクロプラスチックごみの現状を知ろう

2019.04.25

GWはさまざまなところへお出かけしますよね!そんなときでも忘れてほしくない「海洋ごみ」の問題。そう、ごみの持ち帰りはマナーだけの問題ではないのです。
5月末から始まる全国一斉ごみ拾いプロジェクト「海ごみゼロウィーク」開催に先駆けて、海洋ごみについて改めて復習します。

この「海と日本プロジェクト」公式ウェブサイトでは、これまでも全国各地の清掃活動や、海洋ごみのさまざまな問題点を紹介してきました。特に現在、深刻なのはプラスチックごみ問題です。

例えば、一見ごみなど見当たらない富山の岩瀬浜海水浴場でも、砂をふるいにかけてみると色付きの小さなプラスチック片がいくつも採取されていました。これは、波や紫外線によって粉砕されたプラスチック容器等の破片で、5mm以下はマイクロプラスチックと呼ばれるもの。スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている福井県立若狭高等学校の研究では、若狭湾岸のたった1平方メートル深さ1cmの砂浜で、300個も確認できたと報告されています。

また東京湾はプラスチックスープの海と言われるほど、具のようにプラスチックごみが浮かぶ危険な状態にあり、採取した多くのカタクチイワシに極小マイクロプラスチックが入っていることがわかったそうです。プラスチックは海中の有害物質を吸着しやすいので、誤飲による生態系への悪影響も懸念されています。

そんな深刻な海洋ごみ問題に立ち向かう第一歩が「海ごみゼロウィーク」です。とくにプラスチックごみは、海で粉砕されてしまう前に、陸で回収しておくことが大事。海洋ごみの約8割が街から来ている事実があります。「海にごみを出さない」ための、まさに水際作戦です。
ペットボトルやレジ袋など、私たちが無自覚に排出してしまったかもしれない大量のごみを、全国の皆さんと一緒に回収するチャンス。個人でも参加できます。
「海ごみゼロウィーク」の特設サイト(https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/)を覗いてみてくださいね。「#umigomi」でつぶやけば全国の参加者とつながります。

海洋ごみについての情報は、社会課題解決型ニュースサイト「ソーシャル・イノベーション・ニュース」(http://social-innovation-news.jp/)にも集まっているので、あわせて見て理解を深めるとよいかもしれません。
GWに「海洋ごみ」について考え、ひとときでも海の未来へ思いを馳せていただければです。