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海の課題への取り組みはノンストップ!2020年度の活動は、できることをできる形で!

コロナ禍に見舞われた2020年度、全国の活動は地域ごとの工夫と協力で継続できました。

2021.03.11

海の課題への取り組みはノンストップ!2020年度の活動は、できることをできる形で!

日ごとに春めいてきました。もうすぐ新年度のスタートですね。
振り返れば2020年度の始めは、誰もが先が見えない不安のなかにいました。
そんな状況下でも、各エリアの実情にあわせて活動は続けられ、携わる人々の海への思いとパワーを改めて感じた一年でした。
また各地のプロジェクトを通して思いを共有し、活動の輪が広がっている取り組みも増えているようです。
そんな2020年度の各地の活動の一部をご紹介します。

自宅のキッチンとつないで「さばける塾」開催

今年度も魚をさばける人を増やそうと「さばける塾」が各地で開催されました。ただし、規模を縮小したうえで感染対策を徹底したり、オンライン開催にシフトした地域もありました。
山形県もそのひとつ。庄内地方で通年獲れるイカを各家庭で用意してもらい、先生と自宅のキッチンをつないで画面越しにさばき方をレクチャー。参加者も自宅のせいかリラックスして挑戦できたようです。
自宅のキッチンとつないで「さばける塾」開催
【イカさばける?】 オンラインさばける塾! 海と日本プロジェクトin山形2020

遠い海とのつながりに思いを馳せてオンラインインタビュー

子どもたちの貴重な海の体験機会になるオリジナル体験学習イベントも、感染対策や日程・ルートの調整など、各地で万全を期して準備されました。たとえば県を越える移動を回避するため、海のない滋賀県では、川を通じてつながる大阪湾の漁師さんへのインタビューをオンラインで実施。子どもたちは漁の様子を見ながら質問をぶつけて、地元と海のつながりをじっくりと学んでいる様子でした。
遠い海とのつながりに思いを馳せてオンラインインタビュー
滋賀と海のつながり調査隊【3日目】

スポGOMI県大会での回収物を利用してワークショップ開催

秋には、ごみ拾いをスポーツにして得点を競う「スポGOMI甲子園2020」を開催。各地の予選大会からも高校生たちの熱気が伝わってきました。
福岡では後日、予選大会で拾い集めた海洋ごみを利用してワークショップも開催されたそう。会場となった福岡市科学館では子どもから大人までが、ごみを使った作品づくりを思い思いに楽しみ、同時に海洋ごみ問題を身近に感じてもらいました。
スポGOMI県大会での回収物を利用してワークショップ開催
『スポGOMI甲子園』福岡県大会開催!
UMIでUMA発見!みんなのSDGs展・ワークショップレポート

2020年、与論島から鹿児島県本土に広がった「拾い箱」

鹿児島県では2020年、海水浴場に多くの「拾い箱」が設置されたそうです。これは2019年の「海ごみゼロアワード」で日本財団賞を受賞した与論島の取り組みが、島内から県本土にまで広がったもの。「1人の100歩より100人の1歩を」と、誰もがいつでも拾ったごみを捨てられるようにと設置されました。ビーチに観光客が戻ってからも大いに活用されそうです。
2020年、与論島から鹿児島県本土に広がった「拾い箱」
2020年8月1日(土)からスタート!チェスト!FOR THE BLUEかごしま 160万人ごみゼロ運動「拾い箱プロジェクト」
与論町 4年前からはじまった「拾い箱」

ステイホームから始まった2020年度でしたが、海の問題は待ったなし、猶予がありません。海と日本プロジェクトの活動も、歩みを止めるわけにはいきません。
無理なく、今できることに注力しながら、来年度も海を思う全国の皆さんと力をあわせて取り組んでいければと思います。