ヒラメの喫食体験をとおし栽培漁業の仕組みを学ぶ!漁業体験塾 魚とつくる海のミライ【活動発表】を実施しました!
公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会は、漁業体験塾「魚とつくる海のミライ」の成果発表会を開催。子どもたちがヒラメの成育体験・放流体験・喫食体験を通じて感じたことなどを発表する機会とし、活動を振り返るとともに広く周知を図りました。
2025.01.24

公益財団法人さっぽろ青少年女性活動協会は、漁業体験塾「魚とつくる海のミライ」の一つのプログラムである、成果発表会を行いました。
本事業は栽培漁業の一環である稚魚の成育や放流、喫食をとおし栽培漁業の仕組みや水産資源の大切さを知ることや、海や魚への愛着を醸成し海洋保全へのきっかけを提供することを目的として実施しました。本イベントをとおし、次世代の子どもたちが海や魚への愛着を醸成し、今よりさらに豊かで美しい海を築いてくれることを期待しています。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
これまで実施をしてきたヒラメの成育体験・放流体験・喫食体験を通じて子どもたちが感じたことや考えたことを発表する機会とし、活動を振り返るとともに広く周知することを目的として実施。
日程
2024年12月14日(土)
開催場所
札幌エルプラザ公共4施設内3階 ホール
参加人数
16人
協力団体
札幌市環境局
漁業体験塾「魚とつくる海のミライ」活動の報告会を実施
2024年12月14日に本事業の参加団体である札幌市金山児童会館と札幌市富丘児童会館の二館が、これまで取り組んできたヒラメの成育体験・放流体験・喫食体験の活動発表を行うため、札幌市環境局主催の「さっぽろこども環境コンテスト」に出場をしました。
これまで子どもたちは、ヒラメの稚魚の成育と放流、食べるという体験をとおして海やヒラメに対し愛着を醸成し、栽培漁業の水産プロセスを学んできました。
今回のプログラムは「これまでの活動内容を発表する」というもので、育てる、放流する、食べるという栽培漁業で成育した魚がわたしたちのもとに届くまでの一連の流れを体験し、感じてきたことの発表を行いました。この体験によって、これまでの活動を振り返り、学んだことや感じたことを「人に伝える」体験を通して水産資源のつながりを再認識してもらうことを目的として活動をしました。
コンテストの発表では、金山児童会館の子どもたちはステージに登壇し、富丘児童会館の子どもたちは事前収録した映像を使って発表を行いました。子どもたちは緊張した面持ちで参加をしていましたが、いざ発表がはじまるとこれまでの活動をとおして、「ヒラメを育てて海の生き物を大切にしたい」と思ったこと、「放流の体験をしたときに海にたくさんの海洋ゴミが落ちていて、ヒラメが元気に育っていけるように海をきれいにしていきたい」と感じたこと、「調理をしたときには少しかわいそうだなと思ったけれど楽しかったしヒラメがおいしかった」ことなどを堂々と発表してくれていました。
残念ながら表彰台には立てませんでしたが、やり遂げた子どもたちは達成感を感じ、活動を伝えられたことに喜びを感じて「来年もこようね!」と元気に話してくれていました。
このイベントをとおし、次世代の子どもたちが海や魚への愛着を醸成し、今よりさらに水産資源の大切さを認識し、豊かで美しい海を築いてくれることを期待しています。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:16人