~旬の素材でお寿司づくり~ 「お魚捌き教室 ~ウニ軍艦編~」を開催しました! 2025年6月21日(土)【開催場所:福吉ふれあい交流センター 福ふくの里】
一般社団法人ふくおかFUNは、身近な海で水揚げされたばかりの魚介類を捌くことで海への想いをつなぐことを目的とし、2025年6月21日(土)に「お魚捌き教室~ウニ捌きと軍艦巻き作り~イサキ切り付けと寿司作り編~」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.07.07

イベント概要
・開催概要 魚を捌くことで海の魅力に触れ持続可能な魚介類の消費と海洋環境保全を目指す
・日程 2025年6月21日
・開催場所 福吉ふれあい交流センター 福ふくの里(福岡県糸島市二丈福井6333)
・参加人数 午前の部・午後の部 合計22名
・協力団体 ぎょぎょたく糸島/福吉ふれあい交流センター 福ふくの里
「ダイバー×魚捌き」の融合!
福岡の海の魅力や課題を発信しながら海洋環境を保全する「ふくおかFUN」と、魚を捌くことのできる人が増えることで持続可能な漁業の発展を目指す「ぎょぎょたく糸島」がコラボレーションして、ムラサキウニで軍艦巻きをつくる体験活動を行いました。
あるときは高級食材、あるときは磯焼けを引き起こす厄介者とされているムラサキウニの魅力や生態、磯焼けに対する取り組みを伝え、自分たちから始められる磯焼け対策について考えるキッカケの場となりました。

今が旬!ムラサキウニ&イサキ!
旬を迎えたムラサキウニだけでなく、身も締まって歯ごたえのあるイサキでお寿司と軍艦巻きを作りました。参加者は自らの手でムラサキウニのトゲを短く切り、身を取り出して軍艦巻きにするところまで行いました。また、イサキは炙り、切り付けを行いました。参加者は皮を切るのに苦戦しながらも、上手に切り付けることができました。
今回使用したウニは糸島市漁協福吉支所から仕入れたものです。福吉支所において、磯焼けで痩せたウニに廃棄予定の昆布を食べさせて畜養する取り組みを行っていることについても学ぶ機会となりました。

参加した子ども・保護者からの声
・ウニを捌くのは思ったより大変だった。ウニが高級な理由が分かった。
・ウニを捌くときに内臓を取るのが難しかった。
・ウニをこんなに触る機会は今までなかった。初めての体験ができて嬉しかった。
・廃棄予定の昆布で作られているウニがいることを初めて知った。
・海の温度が上がることでウニが活発になり、磯焼けが起こることを知れた。
・とても楽しかったので、また参加したいと思った。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人ふくおかFUN
URL :https://fun-fukuoka.or.jp/
活動内容 :福岡の海の水中環境や生物多様性、自然の不思議・素晴らしさ・楽しさを一人でも多くのひとに伝えるため、主にスキューバダイバーが「ダイバーだからこそできる」という視点で公益性を伴った活動を行うことを目的としている。
[主な事業]
陸上および潜水活動を通した「自然を伝える」「自然を見守る」「自然に備える」ための事業
1、潜水調査・観測・撮影事業
2、博多湾環境保全啓発事業(講演、写真・映像展、イベントの実施)
3、“ひろい”海の活動事業
4、FUN海体験事業
5、災害救援ダイバー事業

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:22人