イベント概要

開催概要： AIの力でポイ捨てごみや不法投棄を発見し、ごみ問題を効率的に解決するための技術であるごみ分布調査サービス「タカノメ」で得られたごみの分布データを活用した環境学習の出前授業を実施。

日 程：2025年7月10日（木）10:35～
開催場所： 宮城県仙台市宮城野区岡田
参加人数： 27名
協力企業、団体： 株式会社サイコー様、公益財団法人みやぎ･環境とくらし･ネットワーク(MELON) 様

【小学校周辺のごみの分布マップを見てみよう！】

今回ごみ問題について学習してくださったのは、仙台市立岡田小学校4年生の皆さん。

公益財団法人みやぎ･環境とくらし･ネットワーク(MELON)様にお繋ぎいただき、今回の出前授業が実現しました。
最初は緊張していた子どもたちですが、授業が進むにつれて段々と手が挙がるようになり、積極的な姿勢でごみ問題について考えてもらうことができました。

まず授業前半では、ごみ問題の基礎知識を学習。ごみはどこへ行くのか、ごみの何が問題なのかについて考えました。
そして授業後半では、ごみ分布調査サービス「タカノメ」で得られたごみの分布マップを見ながら、実際に自分の住む地域のごみ状況を確認。
実際にごみの分布マップを見た子どもたちからは、「あの辺りにごみが多い！」などの活発な反応がありました。

なお、授業で使用したごみの分布マップは、宮城県で産業廃棄物の収集運搬・中間処理、古紙リサイクル事業等に取り組まれている株式会社サイコー様にご協力いただき収集したものです。
普段ごみの分布データを収集いただいているサイコー様のパッカー車の写真を子どもたちに見せると、「知ってる！」「見たことある！」との声が多く上がり、身近な存在の地元企業様が地域美化のために取り組まれていることも知ってもらうことができました。

最後に、ごみ問題解決へ向けた4つの約束をして授業は終了。
ごみを減らすことやごみを確実にごみ箱に捨てること、1つでもごみを拾うこと、ごみ問題について周りに伝えることを約束しました。
授業後も子どもたちからは「この前ここでこんなごみを見たんだよ！」という声が多く上がり、授業を通じて、ごみ問題をより身近に感じたとともに考えてもらえたようです。

岡田小学校4年生の皆さん、ごみ問題について一緒に勉強してくださってありがとうございました！
これから夏休みになりますが、この授業で学んだことをぜひこれからの生活に活かしてもらえたらと思います。

【参加者（児童）の声】

・「思ったより、自分の住む町にもごみが多くあることがわかった。」
・「わかりやすく説明してもらえてよかった。ごみ問題についてよくわかった。」
・「家に帰ったら、大人顔負けなくらい、家族にごみ問題について話そうと思う。」

＜団体概要＞

団体名称：一般社団法人ピリカ
URL ：https://corp.pirika.org/
活動内容： 地球環境の保全に寄与する調査分析及び研究、地球環境の保全に寄与する啓蒙及び啓発、地球環境の保全に寄与する各種情報の提供、地球環境の保全に寄与する広告・宣伝に関する企画・制作及び補助活動

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数：27人