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【過去最多23,500人が来場】海をテーマにした子ども向け体験型イベント『海洋都市横浜 うみ博2025』を開催

海洋都市横浜うみ協議会(共催:横浜市、企画:アクトインディ株式会社)は、海をテーマにした子ども向けの体験型イベント「海洋都市横浜 うみ博2025」を、7月12日(土)と13日(日)の2日間開催しました。「海洋都市横浜 うみ博」は、海に関わる仕事や、船舶・環境について学べる体験型イベントとして2016年にスタートし、今年開催10周年を迎えました。今年は「横浜から未来のうみをつくろう」をテーマに、体験型展示23種、ワークショップ5種、ステージプログラム10種、船舶や冷凍コンテナなどの実機展示8種を展開し、来場者数は2日間で過去最多の23,500人を記録しました。なお、このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2025.09.02

【過去最多23,500人が来場】海をテーマにした子ども向け体験型イベント『海洋都市横浜 うみ博2025』を開催

イベント概要

イベント名 海洋都市横浜 うみ博2025
日程 2025年7月12日(土)、13日(日)10:00~17:00
開催場所 大さん橋ホール、象の鼻パーク(開港波止場)、大さん橋ふ頭周辺
参加人数 23,500名(2日間合計)
主催・協力
主 催 : 海洋都市横浜うみ協議会
共 催 : 横浜市
企 画 : アクトインディ株式会社
協 賛 : 五洋建設株式会社、東亜建設工業株式会社、日本郵船株式会社、一般社団法人日本造船協力事業者団体連合会、株式会社横浜工作所、吉川海事興業株式会社、あおみ建設株式会社、たにもと建設株式会社、紅陽建設株式会社、松浦企業株式会社、オーシャン ネットワーク エクスプレス ジャパン株式会社、やさいのようせい N.Y.SALAD、ヤマハ発動機株式会社、株式会社ハヤブサ、港湾職業能力開発短期大学校横浜校(港湾カレッジ横浜校)、生活協同組合パルシステム神奈川、生活協同組合ユーコープ
特別協力: 日本財団
協 力 : 京浜急行電鉄株式会社、京浜フェリーボート株式会社

【大さん橋ホール】

大さん橋ホール会場では、クイズやゲームなどの体験を通して、海について学べる23種の展示ブースを出展しました。自分だけのオリジナル作品がつくれるワークショップブースには、5団体が出展しました。なかでも、横浜・八景島シーパラダイスによるタッチプールや、玉川学園による白化サンゴや砂などを使ったオリジナルキーホルダーづくりのブースには、多くの親子連れが訪れ、子どもたちが夢中になって体験する様子が見られました。

■横浜・八景島シーパラダイス:タッチプール

水族館でも人気の高い、海の生き物とふれあうことができるタッチプールを展開しました。子どもたちは、初めて触るエイやナマコ、ネコザメに最初は緊張していましたが、触った時の感触や元気に泳ぐ様子に大興奮。スタッフの方に「ヒトデは何を食べるの?」「サメはどうしてザラザラなの?」と、熱心に質問する姿も見られました。

■玉川学園:白化サンゴや砂を使ったオリジナルキーホルダーづくり

実際に白化したサンゴ片を使用し、世界に1つだけのキーホルダーづくりを体験しました。サンゴ研究部の学生から指導を受けながら、サンゴの白化現象や保全活動について学び、海を綺麗に保つために自分たちにできることを考える機会となりました。

【ステージプログラム】

大さん橋ホールのステージでは両日にわたり、海に関わる研究を行っている団体や、船員など各分野の専門家によるトークショーをはじめ、海をテーマにした音楽バンドによる演奏やマジックショーなどが実施されました。特に、さかな芸人ハットリさんや岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さん、ヨットで世界一周を経験した白石康次郎さんによるゲストステージでは、大人から子どもまで幅広い来場者に好評を博し、会場は大いに盛り上がりました。

■深海合唱団「深海合唱団LIVE」

今年度は、音楽ステージも登場しました!
海を歌い、海を考える深海合唱団が海や水をテーマにした楽曲を歌とバンドによる演奏を来場者にお届けしました。
生演奏を聞いた子どもたちは、迫力あるステージに目を輝かせていました。

■さかな芸人ハットリ:「さかな芸人ハットリの笑って学べるお魚ライブ」

SNSなどで話題沸騰中のさかな芸人ハットリさんが歌ネタや魚の生体に関するクイズを通して魚の魅力を解説しました。ハットリさんが実際に横浜で釣った魚についてのお話を子どもたちは楽しみながら聞いていました。ハットリさんはステージ後、「悪ではないけれど害がある外来種」を自ら捕まえて調理する外来種キッチンカーを象の鼻パークで開店し、ステージを見た多くの家族連れがキッチンカーを訪れました。

■鈴木香里武「足元のうみから未来を考えよう」

岸壁幼魚採集家で「幼魚水族館」の館長でもある鈴木香里武さんが、身近な足元の海で暮らす稚魚や幼魚という存在の不思議さ、可愛らしさ、たくましい生存戦略等を解説しました。そして幼魚観察の中で気づかされる身近な海で起こっているさまざまな環境の変化、そこから想像できる未来の海についてのお話に子どもたちは夢中になって聞いていました。

■白石康次郎「横浜から世界の海へ」

ヨットで単独無寄港・無補給の世界一周を複数回達成している“海洋冒険家”白石康次郎さんが、過酷な海での体験や冒険のなかで得た学び、自然の素晴らしさを子どもたちに伝えました。ステージ後半には質問コーナーが設けられ、子どもたちからは「初めてヨットで世界一周を怖くなかったですか」や「海の上で何をして過ごしていますか」といった質問が飛び出しました。

【象の鼻パーク(開港波止場)、大さん橋ふ頭周辺会場】

象の鼻パーク会場では、オーシャンネットワークエクスプレスジャパン株式会社による、冷凍コンテナの寒さを体感する「ひんやり体験」や、横浜市消防局による水難救助車の展示などを行いました。さらに、今年初実施となった株式会社ハヤブサによる釣り体験は、当日予約枠が5分で完売するなど大人気のコンテンツとなりました。

■株式会社ハヤブサ「身近な海で釣り体験をしてみよう!」

「うみ博」では、初の試みとして釣り体験イベントを実施しました。釣り道具の貸し出しを行い、象の鼻パークにて来場者に釣りを楽しんでいただきました。身近な海で気軽に体験できる点が好評を博し、当日予約は開始直後に満席となるほどの人気を集めました。参加した子どもたちの多くは初めての釣り体験で、緊張しながらも家族とともに楽しみ、海とのふれあいを通じて貴重な体験を得ていました。

【船などの見学・展示】

大さん橋ふ頭会場では、海で活躍する船舶の見学や乗船体験を実施しました。「消防艇まもり」や「清掃兼油回収船べいくりん」「サスペンションボート」「タグボート」など、普段は見ることのできない船の見学を行い、両日とも多くの来場者で賑わいました。また、今年も日本郵船株式会社による自動車専用船の船内見学を実施しました。12日(土)には豪華客船「飛鳥Ⅲ」も大さん橋に着桟し、自動車専用船と並ぶ2隻の大型船が横浜港に壮観な景観をもたらしました。

■日本郵船株式会社:自動車専用船の船内見学


自動車専用船「PLEIADES LEADER」の船内見学を、12日(土)に事前申込の当選者限定で実施しました。約6,000台の自動車を積載可能な本船は13階建ての構造となっており、最上階からは横浜の景色を一望することができました。緊急時の救命いかだの展示や、ゴーカートを使用した積み付け体験など普段は目にすることが出来ない貴重な展示や体験を通して、船で働く方の暮らしや仕事の技術を学ぶ機会となりました。

【乗船体験】

昨年度に引き続き、今年度も乗船体験を実施しました。今年度は、テーマの異なる3つのルートを運航しました。参加した子どもたちは普段見ることができない海側からの景色に大興奮し、電車や車の移動には無い、水上ならではの新鮮な移動体験を楽しんでいました。

■周遊ルート

横浜港で活躍する船舶や港湾施設を海上から見学できる、うみ博限定の特別ルートを運航しました。
参加した子どもたちは、ベイブリッジやみなとみらいの景観を一望しながら、横浜ならではの港の魅力を体感しました。また、海上から港を眺めることで、港湾施設の役割や構造、物流の仕組みなどについて学ぶ機会となり、海と都市のつながりへの理解を深める貴重な体験となりました。

■水上交通ルート

横浜のまちを流れる歴史ある大岡川や運河を通りながら駅と会場を結ぶ水上交通ルートを運航しました。うみ博を楽しんだあとに、駅までの交通手段として多くの家族連れが利用し、船での移動を楽しみながら、横浜の水辺の風景や都市の魅力を再発見する機会となりました。

■船の工場祭ルート

海の上で造船技術を活用したワークショップを実施しました。参加した子どもたちは、乗船体験を楽しみながら、オリジナルのキーホルダーやゴム鉄砲などをつくり、造船の技術に触れることができました。

【うみなぞスタンプラリー】

会場全体を周遊しながらスタンプを集め、海に関する謎解きに挑戦する「うみなぞスタンプラリー」を実施。参加した子どもたちは、会場各所で出題される海に関する問題に真剣に取り組み、楽しみながら海の知識を深めていました。学びと遊びが融合した企画として、家族連れを中心に高い関心を集めました。

【キッチンカー・飲食ゾーン】

海や横浜をテーマにしたキッチンカー・飲食ゾーンを展開しました。今年度は、大さん橋ホール内の飲食ゾーンに7店舗、象の鼻パークにキッチンカー8店舗が集結し、各店舗が趣向を凝らしたメニューを提供しました。来場者は、食を通じて海の魅力や横浜らしさを感じることができ、イベントの楽しさをさらに深める機会となりました。

参加した子ども・保護者からの声

・今年も家族で楽しく過ごせました。楽しく海について知ることができて良かったです。
・子どもが行きたがったのできてみましたが想像以上に楽しめました。ふ頭ビルは今回初めて入ったので、長年横浜に住んでいてもまだまだ知らないことが学べてとても有意義でした。
・たまたま通りかかったため参加しましたが、とても楽しめました。ありがとうございました!綺麗な海や砂浜などの知識が増えると、それを守ろうという意識が強まる気がする!
・タグボートは子供のころから見学したいと思っていました。実現できて良かったです。子供にもいろいろな船を紹介できて良かったです。
・子どもが突然船長になりたいと言い出し、どんな仕事なのかもよく分からず、本当にその道が我が子に合ってるのか等、日常に直接触れることのない業界だったからこそ、このようなイベントは本当に有難かったです。また来年も参加させて頂き、さらに成長した中1の我が子の質問等ができる機会があったら有難いなと思いました。今回は大さん橋エリア見学ができたのが、本当に良かったです。

<団体概要>

団体名称: 海洋都市横浜うみ協議会
【協議会参加企業・団体(順不同)】
海洋研究開発機構〈JAMSTEC〉、水産研究・教育機構〈FRA〉、海上・港湾・航空技術研究所(海上技術安全研究所、港湾空港技術研究所)、海技教育機構〈JMETS〉、横浜国立大学、東京海洋大学〈TUMSAT〉、横浜市立大学、神奈川大学、東京大学生産技術研究所、東京農工大学、エンジニアリング協会、海洋産業研究・振興協会、日本舶用工業会、日本プロジェクト産業協議会〈JAPIC〉、横浜港振興協会、次世代センサ協議会、東亜建設工業、横浜港埠頭、横浜八景島、日本郵船、三菱重工業、ジャパンマリンユナイテッド、五洋建設、シーバルーン、日本水中ドローン協会、アクトインディ、内閣府総合海洋政策推進事務局、国土交通省関東地方整備局、国土交通省関東運輸局、横浜工作所、インフォーママーケッツジャパン、PwCコンサルティング、横浜市(順不同)
URL: https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/seisaku/torikumi/kaiyo/kaiyo.html
活動内容: 協議会参加企業・団体の皆様と議論しながら、産学官連携により、下記の5つの達成に寄与する取組を行っています。①海洋に関する活動の総合的な情報発信、②市⺠の海に関する理解・関⼼の向上、③海洋環境の保全、④海洋産業の振興、⑤その他、海洋関連の活動の拡⼤に関すること

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:23,500人