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弓削商船高等専門学校とのコラボプログラムに岡山県・香川県・広島県・愛媛県の親子が参加!

瀬戸内わくわくプロジェクトでは、海はみんなのものであるという意識を持ってもらうため、行政区域に捕らわれることなく、瀬戸内海に面する県の子供たちや漁業関係者を繋ぎ、子供たちに海と魚を好きになってもらうための活動を継続しています。2025年度のラストの3回目は、7月30日に愛媛県・弓削島にて島へ集まれこどもたち!を開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環で開催するものです。

2025.09.22

弓削商船高等専門学校とのコラボプログラムに岡山県・香川県・広島県・愛媛県の親子が参加!

昨年完成した弓削商船高等専門学校の「弓削丸」

イベント概要

・開催概要: 岡山・広島・香川・愛媛に住む子供たちがそれぞれの県から船に乗って島で出会い、島での環境と食の体験を共有するプログラムです。弓削島のテーマは「海と学びの大冒険」と題して、弓削商船高等専門学校の全面協力で船や海洋環境をテーマに、体験し学ぶ特別な1日となりました。
・日程: 7月30日(水)
・開催場所: 愛媛県・弓削島
・参加人数: 岡山県・広島県・香川県・愛媛県から参加の子供と保護者総勢40名
・協力団体: 弓削商船高等専門学校

なんと!イベント当日にカムチャッカ半島の地震の余波による津波注意報が発令!

参加者全員が因島土生(はぶ)港に集合して、迎えに来た同校の練習船「はまかぜ」に乗船して一路弓削島を目指している頃にカムチャッカ半島の地震により、東北地方では津波警報、瀬戸内海沿岸にも津波注意報が発令されました。安全第一を考えての対策が急遽相談されました。

津波注意報により変更されたプログラムにも全力で挑戦。

当日は、カムチャッカ沖地震による津波注意報の発令を受け、安全を最優先として、予定されていたカッター体験は中止となりました。代替プログラムとして行われたのは、ロープワーク体験。弓削商船高専の学生たちの指導のもと、船に欠かせない「もやい結び」や「巻き結び」など実際にロープを使って学び、子どもたちは真剣にチャレンジしていました。

 

瀬戸内海の「見えない問題」に向き合う体験ワーク

「はまかぜ」から下船して桟橋付近で、マイクロプラスチックの採集と観察ワークを実施。
参加者は、海面からプランクトンネットで水をすくい、そこに混じる微小なプラスチック片を顕微鏡で確認。普段は目に見えないごみが、実際には身近な海に漂っているという事実を自らの目で知り、子どもたちからは「こんなにあるの!?」「本当に小さいけどいっぱいだ!」と驚きの声が上がりました。
この体験を通じて、海洋ごみ問題を「自分ごと」として感じる大切な一歩となりました。


桟橋からのマイクロプラスチックの採集

顕微鏡からの画像

津波注意報の中でも出航を実現!大型練習船「弓削丸」で貴重な学び

当日は、カムチャッカ沖地震の影響による津波注意報が発令。出航が危ぶまれた昨年完成した大型練習船「弓削丸」は、予定通り出航し、体験航海をすることができました。
乗船した子どもたちは、操船体験や大型機関室の見学など、普段立ち入ることができない空間での体験を満喫しました。操縦席に立ったり、エンジンの大きな音と振動を間近で感じたりと、リアルな“海の仕事”の世界に触れる時間となりました。

 

サプライズ!目の前で進水式に遭遇!

「弓削丸」での航行中、偶然にも大型船の進水式に遭遇しました。
巨大な船体が海へ滑り出す迫力の瞬間に、子どもたちは歓声を上げながら見入っていました。
予定外の出来事ながら、海と船の“いま”を体感できる貴重な学びとなりました。

「島へ集まれ!」プログラムは、瀬戸内海をひとつの海としてとらえ、県を超えたつながりの中で子どもたちが自然とふれあい、学び合うことを目的としています。
今回も、岡山・広島・香川・愛媛の子どもたちが一緒に学び、協力し、笑顔で1日を終えることができました。

参加した子ども・保護者からの声

参加した子供たちから絵日記を送ってもらうようにしています。こども目線で楽しかったこと、難しかった事を、一生懸命書いてくれます。大きくなっても、あの時のあの体験を思い出して、海や魚に関する興味をずっと持ち続けて欲しいと願っています。
今回は素晴らしい船の絵が送られてきました!兄弟で一生懸命書いてくれたとの事です。


名越ゆうさく君5年生

名越たいち君3年

<団体概要>


団体名称: 瀬戸内わくわくプロジェクト
URL: https://setouchiwakuwaku.com/
活動内容: 瀬戸内海の水産資源を守り、美しい海を子供達に残すため、瀬戸内地域の関係が自治体の枠を超えて繋がる場作りや、瀬戸内海の魅力を国内外に発信するグローカルな活動をしています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:40人