海と日本プロジェクト うたい継ごう!うみ歌プロジェクト「元ちとせさんによる第1回特別授業」を開催しました!
一般社団法人 GO UP KAGOSHIMAは、2025年9月9日(火)、10日(水)に「うたい継ごう!うみ歌プロジェクト」の特別授業を開催しました。第1回目となる今回の特別授業では”地元の海”への興味・関心を高めるため、歌手・元ちとせさんをお招きし、奄美大島に伝わる伝統民謡”シマ唄”を通して、歌に込められた想いや海への想いを感じる機会を創出することを目的として実施しました。本プロジェクトは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.11.05

イベント概要
・開催概要: 元ちとせさんによる特別授業
・日程: 2025年9月9日(火)・10日(水)
・開催場所: 9日(火) 鹿児島市立鴨池小学校
10日(水) 鹿児島市立中郡小学校
・参加人数: 9日(火) 鹿児島市立鴨池小学校 6年生 84名及び保護者約30名
10日(水) 鹿児島市立中郡小学校 6年生 63名 5年生59名及び保護者約45名
①鹿児島市立鴨池小学校
9月9日(火)は、鹿児島市立鴨池小学校で元ちとせさんによる第1回特別授業を開催しました。同小学校体育館にて6年生3クラス計84名の児童と保護者約30名が参加。元ちとせさんは出身地・奄美大島の伝統民謡“シマ歌”を披露。海にまつわる「ヨイスラ節」やオリジナル曲の「おやすみ」の2曲を歌いました。また、子どもたちも鹿児島の海がモチーフになったとされる「われは海の子」(諸説あり)を元さんと一緒に合唱しました。元さんの歌声や自身の生まれ育った”奄美大島の海”での体験や地元の海への想いなど、様々な海にまつわるお話に、参加した児童は真剣に耳を傾けていました。

②鹿児島市立中郡小学校
9月10日(水)は、鹿児島市立中郡小学校で元ちとせさんによる第1回特別授業を開催しました。同小学校体育館にて6年生2クラス63名、5年生2クラス59名、計122名の児童と保護者約45名が参加。元ちとせさんは前日同様に「ヨイスラ節」と「おやすみ」の2曲を披露。最後は子どもたちと元さんが一緒に、鹿児島の海がモチーフになったとされる「われは海の子」(諸説あり)を合唱しました。元さんの歌声や自身の生まれ育った”奄美大島の海”での体験や地元の海への想いなど、様々な海にまつわるお話に、参加した児童は真剣に耳を傾けていました。

特別講師
元 ちとせ(はじめ ちとせ)さん

鹿児島県奄美大島出身。2002年、「ワダツミの木」で鮮烈なデビューを飾り、その唯一無二の歌声で圧倒的な存在感を放つボーカリスト。ほか代表曲に「この街」「いつか風になる日」「語り継ぐこと」など。
2015年、平和への思いを込めたカバーアルバム『平和元年』で日本レコード大賞企画賞を受賞。戦後80年を迎えた今夏は8/8に「イムジン河」を配信リリース。《原爆の図》丸木美術館(埼玉県東松山市)で撮影した「死んだ女の子」など3曲の歌唱映像を公開するなど、歌を通じて平和を願うメッセージを発信し続けている。また、故郷であり現在も生活の拠点としている奄美大島の民謡“シマ唄”の唄者としての顔も併せ持ち、伝統文化を次世代へと受け継ぐ活動や、近年は新しい解釈で楽しめるシマ唄の追求にも注力している。
<団体概要>
団体名称: 一般社団法人GO UP KAGOSHIMA
活動内容: 本団体は現代の子供たちに、「海にまつわる歌」を通して生まれ育った地への知識・理解を深め探求することで「地元の海」との関わりを考える機会を作ることを目的として活動しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:281人