漂着物を使ってオリジナルのモンスターを創作しよう「漂着モンスターワークショップ」@金沢海みらい図書館を開催しました!
親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会(「世界へ旅する絵本ボート」プロジェクト)は、2025年8月1日(金)に、海に流れ着いた漂着物(ゴミや流木、貝殻など)を使ってモンスターを制作する漂着モンスターワークショップを金沢市立 海みらい図書館で開催いたしました。『絵本』を通じて、子どもたちの世界の海への興味と好奇心を高めながら、「世界の海=自分たちの海」というグローバルな感覚を磨き、親子へ海を守るための自発的なアクションを促すことを目的とします。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.11.12

イベント概要
・『漂着モンスターワークショップ』@金沢市立 海みらい図書館
・日時: 2025年8月1日(金) 10:30~12:00
・場所: 金沢市立 海みらい図書館
・参加人数: 計73人(こども:38人、大人:35人)
漂着物を用いてモンスターを創作してみよう
金沢市立金沢海みらい図書館で「漂着モンスターワークショップ」を開催しました。このワークショップは、加賀市在住の絵本作家である竹与井かこさんを講師に実施いたしました。
ワークショップの冒頭では、海の生き物と海に漂うゴミの寿命をテーマにした「海の寿命クイズ」が行われました。参加者はこのクイズを通じて、プラスチックなどのゴミは、海の生き物よりもはるかに長く海に残り続け、生き物にとって脅威となることを学びました。
続いて、実際に海へ行って集めてきた漂着物を使って、オリジナルのモンスターを制作するワークショップを行いました。参加者は、それぞれが持ち寄った漂着物を自由に組み合わせて、ユニークなモンスターを創作。漂着物がたどってきた旅路や物語を想像しながら、モンスターに名前やキャラクター設定をつけていきました。完成したモンスターは、参加者同士で発表し、どんな思いを込めて作ったかを共有しました。
今回のワークショップは、参加者が自ら海に足を運び漂着物の現状を知ることから始まりました。そして、漂着物がどこから来て、どんな経験をして海を漂ってきたのかを想像することで、自分たちがこの問題にどう向き合っていくべきかを考える貴重な機会となりました。

<プログラム>
●あいさつ:「絵本ボートプロジェクト」・日本財団「海と日本プロジェクト」・竹与井かこさんの紹介
●海の寿命クイズ
●漂着モンスターワークショップ
●発表
●写真撮影
●おわりのあいさつ
参加した子ども・保護者からの声
・準備段階から親子で楽しめました。海のごみ問題についても考えることができてよかったです(保護者)
・ごみもただのごみじゃなくてモンスターとしてすがたをかえらえると知った。(4年生)
・みんなの海、これからも大切にしなければならない、ということを学んだ(30代女性)
・海への意識を変えるため、もっと海の事を勉強したいとおもった。(30代女性)
<団体概要>
団体名称: 親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会(「世界へ旅する絵本ボート」プロジェクト)
URL: https://www.web.hokkoku.co.jp/ehonboat/
活動内容: 『絵本』を通じて、子どもたちの世界の海への興味と好奇心を高めながら、「世界の海=自分たちの海」というグローバルな感覚を磨き、親子へ海を守るための自発的なアクションを促すプロジェクトです。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:73人