「とくしまUMIGOTOプロジェクト2025」環境&海ごみを学ぶコース「山・川・海のつながりを探究する講座」を開催しました!
一般社団法人TSURIBITOは、「とくしまUMIGOTOプロジェクト2025」環境&海ごみを学ぶコースの第一弾として、山・川・海のつながりを探究する講座を開催しました。本イベントは、山から海へと続く自然のつながりを体験を通して楽しく学ぶことを目的に、喜多機械産業株式会社「キタチャレンジフェスタ2025」内で行いました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」"の一環です。
2025.12.02

イベント概要
開催概要:【海の課題を自分ごとに】をテーマに、学生・地域企業・行政が連携しながら、食害魚の利活用、海洋ごみ対策、水難事故防止に取り組むモデル「とくしまUMIGOTOプロジェクト」。環境&海ごみを学ぶコースの第一弾として、山・川・海のつながりを探求する講座を実施。
日程:2025年10月18日(土)
13:30 山と海のつながりマップづくり
14:30 森と川の生物のつながりをみんなで見つけよう
開催場所:徳島県運転免許センター北側特設会場 セミナー会場2階
参加人数:約20名
協力団体:喜多機械株式会社・布川雅典(吉備国際大学)・黒川剛史(合同会社スターフィッシュ)
①第1部「山と海のつながりマップづくり」
TSURIBITOと黒川剛史さんによる講座は、山から海へと続く自然の循環をみんなで探求するワークショップを実施。
チームごとに分かれ、模造紙いっぱいに「森・川・海」のある街を自由に描いたら、今度は、缶・流木・ボールなど、場所ごとに落ちているゴミを想像。カードを置いたり線でつないだりしながら、「そのゴミはどこから来たのか」をたどりました。子どもたちには、山・川・海は繋がっているという自然循環を体感的に理解し、自分たちの生活もその自然の中にあることを知ってもらう時間になりました。

②第2部「森と川の生き物を発掘」
吉備国際大学布川雅典先生による講座は、森・川のつながりをリアルに発見。
まずは川虫の種類や役割、サケなどの遡上(そじょう)、魚が海から川へ戻ってくる理由などについてのお話を聞き、今度は、川から採取した枝、落ち葉のなかにいる虫を、ピンセットやスポイトを使って観察しました。森や川の環境とそこに生きる命の関係を、実際の自然や生き物から感じ取る。命の循環を体感的に理解し、森から海までのつながりを体で感じていただく時間となりました。

参加した子ども・保護者からの声
・ゴミがどこから海に行くのかを考えるのが楽しかった
・虫が気持ちわるいと思ったけど、弟にも見せてあげたいと思った
・サケが戻ってくるのが当たり前じゃないのが面白かった
・子どもの質問に返してくれる先生の話を聞いたら、自分にも発見がありました
・子どもが夢中になって観察していて、自然に対する興味が広がったと感じました
<団体概要>
団体名称:一般社団法人TSURIBITO
URL:https://tsuribito415.com/
活動内容:釣りを通じて、自然と人と地域をつなぎ、観光振興、環境教育、商品開発及び各種イベントの実施を通して、持続可能な地域創生に取り組んでいます。

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:20人