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自宅で本格的な発生実験に挑戦でき、夏休みの自由研究にもピッタリ「全国一斉ウニの発生体験2023年夏」を開催!

お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所は、2023年7月19日~8月31日に、全国各地の学校への教材提供と、ご家庭で本格的な発生実験を行う体験活動を融合させたイベント「全国一斉ウニの発生体験2023年夏」を開催いたします。

2023.06.02

イベント概要

お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所は、2023年7月19日~8月31日に、全国各地の学校への教材提供と、ご家庭で本格的な発生実験を行う体験活動を融合させたイベント「全国一斉ウニの発生体験2023年夏」を開催いたします。

使用するのは夏に繁殖期を迎える「タコノマクラ」というウニです。同じウニから採集した未受精卵や精子を全国の参加者に分配し、参加者同士をオンラインイベントで繋いで一体感をもちながら実験を進めます。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

公式サイト https://sites.google.com/view/ocha-ocean/
公式SNS(twitter) https://twitter.com/umipro_ocha

「海と日本PROJECT 全国一斉ウニの発生体験」は、お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所が行っている、全国の小中高等学校に海洋教育のための生の素材を教材として提供する事業と、一般向けの体験会とを融合させたイベントです。夏秋冬と年3回の開催を予定しています。「全国一斉ウニの発生体験2023年夏」は2023年度の初回となるイベントで、夏に繁殖期を迎える「タコノマクラ」を用います。教材送付と3種のオンライン会がセットになった複合イベントとなっています。

教材送付
以下の2種類の教材を全国各地にお届けします。一般向けには簡単な実験器具も一緒に送りますので顕微鏡だけを各自で用意してもらえれば参加可能です。受精実験を行うには「未受精卵と精子」 教材に申し込んでください。受精実験の後に幼生飼育にも挑戦したい方は別教材の「植物プランクトンと動物プランクトン」も合わせてご利用ください。

未受精卵と精子:ウニの卵と精子を宅配便にて送付します。経験の無い方でも混ぜるだけで簡単に本格的な発生実験を行うことができます。観察には顕微鏡が必要です。

植物プランクトンと動物プランクトン:受精実験で発生させた幼生を、初期プルテウス以降も継続して育てる場合には餌と飼育設備が必要です。この教材はウニ幼生を飼育するための装置の貸与とケイソウ培養のための試薬類の提供とがセットになっています。餌となるケイソウを培養しながらウニ幼生を飼育することは海の生態系の一部を自分の手で再現することとなり、より深く海が学べます。幼生飼育を考えている方は、卵精子を申し込む時点でこちらも合わせて申し込んでください。

オンライン相談会
教材を受け取った直後にオンライン相談会で簡単な研修と交流を行いますので、初めての方でも失敗なく取り組んでもらえます。研修を行うのは先輩参加者で、家庭で実験を行う際のコツなども伝授してくれます。

オンライン報告会
卵精子到着の約一週間後に受精実験と幼生飼育から学んだことを発表しあいます。一般参加者と学校単位での参加者との合同イベントですので、部活動で参加する中高生の発表や、学校教員からの授業実施報告なども聞くことが出来ます。

表現作品コンテスト
幼生飼育の一段落する8月下旬に「海を表現」した作品をオンライン上で展示し、相互投票でグランプリを決定する「表現作品コンテスト」を開催します。グランプリ投票以外に「綺麗な写真撮ったで賞」などの特別賞を贈り合うことで参加者同士の交流も行えるイベントです。今回から、今までの「観察レポート部門」「アート部門」に加えて、「ウニと環境部門」を新設して作品を募集する予定です。また、今までの「表現作品コンテスト」の受賞作品集は下記ページで紹介しています。
表現作品コンテストの記録

全国どこからでも参加してもらえ、教材送付と関連オンラインイベントを通してウニを題材に海について学び、学んだことを表現し、表現作品を通して誰かに伝えることで海洋教育の一端を担ってもらう、そんなイベントとなっています。

内容

全国一斉ウニの発生体験2023年夏
<日程>
2023年7月19日~8月31日(詳細は下記プログラム欄参照)
<会場>
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所<千葉県館山市香11>から全国に教材を送付します。
オンラインイベントも行います。
<アクセス>
湾岸研究所の最寄りはJR内房線館山駅。
館山駅東口からJRバス(西岬・洲の崎・フラワーライン方面)で15~20分、長通り(ながどおり)のバス停で下車、バス停から徒歩約1分。
<プログラム(一般参加)>
7月18日 卵精子教材出荷(19日配達;20日の配達となる地域もあります)
餌の準備に数日かかるので、プランクトン教材は卵精子の前の週にお届けします。
7月20日 オンライン相談会
7月28日 オンライン報告会
8月中旬から下旬 オンライン表現作品コンテスト
※この一般枠スケジュール以外に、学校枠のみ対象の教材送付日程もあり
<参加方法(一般の方向けイベントの場合)>
公式サイト (https://sites.google.com/view/ocha-ocean/)の「海洋教材の提供2023」ページ内にある申込書をダウンロードし、必要事項を記入し、wangan@cc.ocha.ac.jp 宛にメール添付で送ってください。
イベントの案内や教材マニュアルもこのページにあります。
定員は約20、締切は6月30日です。
定員に達した場合には締切前でも受付できない場合がありますことをご了承ください。

団体名

国立大学法人お茶の水女子大学

場所

<会場>
お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所<千葉県館山市香11>から全国に教材を送付します。
オンラインイベントも行います。
<アクセス>
湾岸研究所の最寄りはJR内房線館山駅。
館山駅東口からJRバス(西岬・洲の崎・フラワーライン方面)で15~20分、長通り(ながどおり)のバス停で下車、バス停から徒歩約1分。

お問い合わせ

お茶の水女子大学湾岸生物教育研究所
電話番号 :0470-29-0838
メールアドレス:wangan@cc.ocha.ac.jp

※日程等の情報は変更される場合があります。最新の情報、詳細については主催団体にご確認ください。