しまねLINKは、5月22日に島根県松江市鹿島町古浦海岸にて、ビーチクリーンイベント「We can do Beach clean！」を開催いたしました。このイベントは、海洋ごみに興味がある方や地元の海に関心のある方々を幅広く対象としたビーチクリーンイベントで、鹿島町古浦海岸のごみ拾いを切り口に海の現状をお伝えし、海を知る機会づくりを目的として開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

ビーチクリーンを楽しむイベント
日程
2022年5月22日（日）
開催場所
島根県松江市鹿島町古浦海岸
参加人数
5人
協力団体
ボランティア団体「はまひるがお」

ビーチクリーンとごみ調査！

今回は2022年度に島根県の各海岸を周りビーチクリーンイベントを実施する取り組みの幕開けとなるイベントとして、ボランティア団体「はまひるがお」さまと合同でビーチクリーンを実施しました。また、ごみの調査をした結果、重さは52.1kgであり、種類についてはロープ・紐類が240本と一番多く、次いで小さいプラスチックが218個となりました。他にも漁具やライター、鍋など様々な種類のごみを見つけることができました。参加者からは「様々な場所でゴミ拾いをして傾向をつかんでいきたいと思います。」「島根の美しい海を残していきたいと思いました。」や新しいイベントのアイデアなどのお声をいただき、海洋ごみについて楽しく知り学べる機会となりました。

海ごみの調査から見えること

海洋ごみの調査を行うことは私たちの生活を改めて見つめることに繋がります。私たちがごみをごみ箱に捨てた後、ごみの動きや処理の方法について深く考えることは少ないと思います。海洋ごみの大部分は私たち人間の誰かが山や川、海、海岸などに捨てたことにより生み出されます。ごみを拾い調査をすることで、どのようなものがごみとして存在しているのかを知ることができます。そして、知ることから学ぶことや誰かに伝えたいと思うことに繋がり、最終的には私たちの生活を見つめ直すきっかけとなるのではないかと感じています。ものがありふれている今だからこそ、ごみを拾うことに大きな意味があるのではないかと思います。今後もビーチクリーンを日常のひとコマとして楽しんでいただき、みなさんに海の美しさを守る大切さや人と繋がり一緒に活動をすることでそれが行動の変化に繋がる楽しさを感じていただけるような活動を続けていきます。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：5人