特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、2月23日にIVUSAの会員20名とあしなが育英会の支援でアフリカから日本に留学している大学生やあしなが育英会のスタッフ38名の合計58名が、国立オリンピック記念青少年総合センターから渋谷駅までを清掃しました。これは全国にいるあしなが育英会の奨学生が集まるイベントに合わせ、ドナー国である日本のために何かしたいということで、IVUSAに問い合わせがあり実現した活動です。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

清掃活動、交流会
日程
2025年2月23日（日）
開催場所
渋谷区（清掃活動）、国立オリンピック記念青少年総合センター・代々木公園（交流会）
参加人数
IVUSA（NPO法人国際ボランティア学生協会）の大学生20名、あしなが育英会の留学生・スタッフ等38名

ベナン流（西アフリカ）のアイスブレイク！

最初に国立オリンピック記念青少年総合センターに集合し、円になって出身・大学で学んでいること・今日の意気込みなどを発表した後、西アフリカのベナン出身の学生が中心となって、手拍子をしながらダンスをするというゲームをしました。初対面の人たちと一緒にいきなりダンスということで若干戸惑っていた日本の学生も最終的にはノリノリで踊っていました。

8グループに分かれて清掃

その後、8つのグループに分かれて国立オリンピック記念青少年総合センターから渋谷駅までを、日本語と簡単な英語を使って交流しながら清掃しました。結果、ペットボトル3袋、カン2袋、ビン1袋、不燃ごみ1袋、燃えるごみ13袋を回収しました。

清掃後は代々木公園に集合し、グループごとに活動のふり返りや交流の場を持ちました。ごみ問題の国の違いや、お互いの趣味や将来の夢などについて話し合いました。

参加した学生・現地の方の感想

・日本人の学生と一緒にこのような活動ができて、とても楽しかった。今度は、もっと事前にオンラインミーティングなどをして、仲良くなってから活動したい！（参加した留学生）

・初めてアフリカ出身の方と交流することができてとても刺激的でした。また、どのごみを拾うかということについて国ごと違いもあり（結構、ごみをスルーしてしまうこともあった）、興味深かったです。（参加した日本の大学生）

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：58人