全国の大学生84名が参加!山形県の3つの海岸で日本海に流れ着く漂着ごみを回収!
特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に山形県鶴岡市で大学生84名が海岸清掃を実施。海洋ごみの活用方法を考えたり、海洋ごみカルタで遊ぶなど、海洋ごみ問題を様々な角度から学びました。
2025.03.28

特定非営利活動法人 国際ボランティア学生協会は、「Youth for the Blue」をコンセプトとして若い世代から海洋ごみ問題を発信していくことを目的に、3月4日から7日まで山形県鶴岡市で大学生84名が海岸清掃を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
清掃活動、ワークショップ、交流会
日程
2025年3月4日(火)~7日(金)
開催場所
山形県鶴岡市油戸海岸、湯野浜海岸、由良海岸、油戸公民館
参加人数
IVUSA(NPO法人国際ボランティア学生協会)の大学生84名、一般参加者11名
悪天候に負けず、785袋のごみを回収!
3月4日の朝、山形県鶴岡市の油戸公民館に集合し開会式を実施した後、3月4日の午後は油戸海岸を、3月5日は湯野浜海岸を、3月6日と7日は由良海岸を清掃しました。
当日は吹雪や強風という非常に過酷な環境だったため、予定していた一般参加者との活動や子ども向け清掃体験は中止となりましたが、結果として可燃ごみ552袋、漁網201袋、不燃ごみ11袋、粗大フレコンパック21袋の合計785袋のごみを回収することができました。

海洋ごみ問題について学びを深める
清掃活動の他にも、海洋ごみの活用方法について考えて発表したり、海洋ごみカルタで遊んだりと、海洋ごみ問題を様々な角度から学びました。
他にも、山形旅行プランを企画したり、地元の方との交流会も行ったりして、学生たちは山形の魅力を実感しました。

参加した学生・現地の方の感想
・庄内に住む友達のため清掃活動に参加した人もいる。ちょっとした理由でも行動を起こす人が増えていけば、きっと環境問題や地域課題の解決につながる。課題解決のハードルは高くないことをもっと多くの人に知ってもらいたい
(プロジェクトリーダー)
・若い皆さま方と交流ができ、パワーと刺激をいただきました。海岸漂着物の現状、対策、清掃活動など情報発信しつつ環境保全に努めていただきたいと思います。
(参加された地域の方)
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:95人