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学生から社会人を対象とした藻場見学ツアーを実施しました!

一般社団法人 藻藍部は、学生から社会人を対象に藻場見学ツアーを実施しました。地域の環境保全意識の向上と、特に磯焼けの現象について理解を深めるために、参加者はシュノーケリングで海の環境を観察し、フィッシングを楽しみながら海洋生態系の重要性を体感しました。

2025.01.23

一般社団法人 藻藍部は、2024年9月28日(土)、13:00~15:30にわたり、学生から社会人を対象とした藻場見学ツアーを実施しました。本イベントは、地域の環境保全意識の向上を図り、特に磯焼けの現象について理解を深めることを目的として行われました。参加者は、シュノーケリングを通じて海の環境を実際に観察し、またフィッシングを楽しみながら海洋生態系の重要性を体感しました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
藻場見学ツアー、シュノーケルフィッシング
日程
2024年9月28日(土)13:00~15:30
開催場所
恵比寿浜キャンプ村
参加人数
28人
協力団体
海達

海中探険へ出発

ツアーはまず、参加者がシュノーケルに慣れるためのウォームアップから始まりました。専門スタッフの指導のもと、安全対策についても十分な説明が行われ、初めてシュノーケルに挑戦する参加者も安心して活動に取り組むことができました。海中に入ると、磯焼けの影響を受けた場所と藻場が豊富に残っている場所の違いが視覚的に明らかとなり、参加者はその現状に驚きの声を上げていました。

体験内容と学習の成果

藻場は海の生態系にとって欠かせない環境であり、魚類やその他の海洋生物の重要な住処となっています。今回のツアーでは、参加者が実際にシュノーケルを通して藻場に生息する生き物たちを観察することで、環境のつながりについての理解を深めました。また、磯焼けが進行している地域では藻場が消失し、海の生態系が失われていく様子も確認でき、環境保全の必要性をより一層感じる機会となりました。

シュノーケルでの藻場見学が一段落すると、磯根に生息する魚を狙ったフィッシング体験も行われました。磯焼けが進んでいない場所では、多様な魚が見られ、豊かな海洋資源に触れることができました。参加者は釣りの楽しさと共に、魚が藻場に依存していることを実感し、自然との共生について深く考える機会となりました。

参加者の反応

参加した学生からは、「磯焼けの現状を直接目にすることで、環境保全の大切さを改めて認識しました」、「藻場が単に植物の繁茂している場所だと思っていたが、実際には多くの海洋生物にとって重要な住処であることを学びました」といった感想が寄せられました。また、釣りを通じて子供たちからも「魚がどこに住んでいるか分かるようになった!」という喜びの声があり、海の環境がいかに重要かを実感してもらうことができました。

考察と今後の展望

今回のイベントは、参加者にとって磯焼けの現状や海洋環境の重要性を体感する貴重な機会となりました。今後もこのような体験型の環境学習プログラムを通じて、地域社会全体で環境保全に向けた意識を高め、持続可能な海洋環境の実現を目指していきます。また、参加者から寄せられた意見や感想を基に、次回のプログラムをより充実させていく予定です。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:28人