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【実施レポ vol.1】うみごmeフレンズ開催@千葉県内小学校

『うみごme』は、1人1人の心のなかに潜む小さなエゴを可視化することで、海ごみを生み出している社会と自分に向き合い、海ごみの「回収」から「抑制」へとつなげることに挑戦しています。今回、うみごmeフレンズである手賀沼まんだらさんが主催された対話型ゴミ拾いプログラム「うみごme」ワークショップの様子をレポートします。

2025.10.22

【実施レポ vol.1】うみごmeフレンズ開催@千葉県内小学校

うみごme: https://issueplusdesign.jp/umigo_me/

開催概要

日時: 2025年5月30日(金)9:30〜10:30
場所: 手賀近隣センター
実施団体: 手賀沼まんだら
対象者・参加人数: 千葉県内小学校5年生 31名

海洋ごみの基礎知識・うみごmeのレクチャー

開催地の千葉県我孫子市には、手賀沼があります。沼の周辺には、田畑が広がり、すぐ脇には斜面林や台地があります。それらが一体となって多様な生態系を支えているのです。


手賀沼まんだらのオリジナル資料も使います

私たちが何気なく出しているごみが、沼や川へ、海へ、繋がることでどんな問題が起こるのか、身近にある自然の豊かさを思いながら、私たちの暮らしが変化しつつあることを学びます。小学生にも分かりやすい言葉で、「海ごみの約8割は街から流れてきたごみであること」や、「プラスチックごみが海の生き物や人に与える影響」などをスライドで伝えました。

うみごme分類、自分の中のうみごmeと向き合うワーク


うみごmeのワークブックを見ながら、ゴミの分類を考えます

うみごmeのワークブックを使用し、人間とごみの関係を知り、自分自身もごみを出している1人として、海洋ごみの課題に向き合う時間です。最終成果物として、子どもたちは、それぞれがお別れしたいオリジナルのうみごmeを描きます。
通常は、実際に子どもたちが拾い集めたごみをもとに行うワークですが、今回は雨天開催のため、野外でのごみ拾いは未実施。。。
しかし、大人たちの予想に反して、子どもたちの豊かな想像力によって、個性的なうみごmeたちがたくさん誕生しました!「片付けがめんどくさい」「頑張っているんだから!」や「堂々としてれば大丈夫」など、子どもたちは自分の中の気持ちと向き合いながらユニークなキャラクターを描き出し、お互いの作品を見て、楽しく会話する姿も見られました。


こどもたちが描いた「うみごme」

参加者の声

海洋ごみ、うみごmeについて学んだ子どもたちに、自分たちの周りにはどんなごみが落ちているのか?なぜそのごみは、出てしまったのか?を問いかけてみると、こんな声が聞こえてきました。

・「駅にカードパックが捨てられてた。欲しいカードが出なかったんだと思う!」
・「赤ちゃんの靴が落ちてた。お母さんは赤ちゃんに集中しているから気が付かなかったんだと思う。」
・「自転車のサドルが川の近くに刺さってた!でもどうして落ちていたのか、今考えても分からなかった。」

子どもたちは、普段まちなかで見かけるごみを想像しながら、その背景にどんな人の姿や思いがあるのかたくさん発言してくれました。
「家から出ているごみを見てみようと思った」など、日常の見え方が少し変わるきっかけにもなったようです。

うみごmeでは、うみごmeの考え方を通じて海ごみの削減のためのアクションを共におこす『うみごmeフレンズ』を募集しています。
詳細は下記リンク先よりご確認ください。
*うみごmeプログラム
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000046.000020948.html

<団体概要>

主催 | 手賀沼まんだら
「手賀沼まんだら」は手賀沼流域をフィールドにして、子どもも大人もみんなで一緒に遊ぶ地縁コミュニティ。子どもたちの「遊び」に必要な「仲間」「時間」「空間」。それらを「身体」を通して育んでほしい。感じてほしい。そんな「場」がないのなら、自分たちで作ろうという思いからスタートしている。校外学習「手賀沼スクールヤード」や竹林整備とクラフト体験、アート制作を含む教育連携プログラム提供(2022年〜)、日本財団「海と日本PROJECT」に採択され、河川・沼〜海をつなぐプラスチックごみ問題に向き合うワークショップ(2024〜)を実施中。
https://teganumamandara.com/

助成 | 日本財団 海と日本プロジェクト ~ CHANGE FOR THE BLUE ~
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。海の豊かさを守り、海にごみを出さないという強い意思で日本全体が連帯し、海に関心を持つ人を増やし、海の未来を変える挑戦を実現していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

参加人数:31人