中学生と一緒に考える!「教室から海を想う」を開催しました! 2025年5月17日 【場所】二松学舎大学附属柏中学校
手賀沼まんだらは、千葉県柏市にある二松学舎大学附属柏中学校にて中学2、3年生と一緒に「海」と「ごみ」について考えるワーク「教室から海を想う」を5月17日(土)に開催いたしました。 「海とごみ」――ちょっと遠くに感じるテーマかもしれません。 でも、実はわたしたちの暮らしと海はつながっています。 今回のワークショップでは、身近な「ごみ」から出発し、私たちの生活と海の環境問題との関係について、生徒のみなさんと一緒に考える時間を持つことができました。 このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.07.04

イベント概要
・日程:2025年5月17日(土)
・開催場所:二松学舎大学附属柏中学校(千葉県柏市)
・参加人数:36人(中学2,3年生)
・協力団体:奥手賀ツーリズム、issue+design
「あなたの考えるごみはなに?」
最初のワークでは、生徒のみなさんと一緒に「自分にとってごみとは何か」について考えました。 付箋に思いついた言葉や考えを書き出し、グループで共有する中で、「ごみってなんだろう?」という問いにさまざまな角度から向き合うことができました。
<意見の一例>
・いらないもの
・つかえなくなったもの
・ごみを捨てる人の心
・汚いもの

「人間界で生まれたごみが自然界に飛び出すルートはどんなものがある?」
日常生活の中で出たごみが、どのようにして自然環境へと流れ出し、最終的に海ごみとなってしまうのかを考えました。自分たちの暮らしと環境のつながりに目を向ける時間となりました。
<意見の一例>
・ポイ捨て
・自然災害
・カラス、猫
・川や海にごみが落ちた時

教材「うみごme」で街と海のつながりを学ぶ
その後「うみごme」(issue+design)の教材を使用し、街と海の繋がりについて学びました。
普段見えていないつながりに気づくことで、行動の意味を実感してもらいました。

私のアクションアイデアを考えよう
最後のワークでは、「ごみを減らすために、自分にできることは何か?」というテーマで、生徒のみなさんと一緒にアクションを考えました。 明日からできる小さなことを一人ひとりが考え、伝え合う時間となりました。
<意見の一例>
「私の考えるそのごみを『減らす方法』」
・ごみの分別をする
・飲み残しを捨てるところを作る
・ネット通販にあまり頼りすぎない
・ごみ箱を増やす
・気軽に捨てない
・服の材料をリサイクルできるものにする

<団体概要>
団体名称 :手賀沼まんだら
URL :https://teganumamandara.com
活動内容 :「手賀沼まんだら」は手賀沼流域をフィールドにして、子どもも大人もみんなで一緒に遊ぶ地縁コミュニティ。子どもたちの「遊び」に必要な「仲間」「時間」「空間」。それらを「身体」を通して育んでほしい。感じてほしい。そんな「場」がないのなら、自分たちで作ろうという思いからスタートしています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:36人