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しずおか海洋ごみゼロ対策プロジェクトPR大使”ちびまる子ちゃん”も出演する海洋ごみ出前授業「ちびまる子ちゃん課外授業」を開催しました!

しずおか海洋ごみゼロ対策プロジェクト実行委員会は、2022年9月30日に「ちびまる子ちゃん課外授業」を開催いたしました。

2022.10.19

しずおか海洋ごみゼロ対策プロジェクト実行委員会

しずおか海洋ごみゼロ対策プロジェクト実行委員会は、2022年9月30日に「ちびまる子ちゃん課外授業」を開催いたしました。

静岡市清水区の清水高部東小学校の小学生2クラスが参加し、静岡市ごみ減量推進課の担当者様を迎え、静岡市におけるごみ問題の現状をわかりやすくご説明頂きました。未来の綺麗な海を守るために今私たちができることは何かを、しずおか海洋ゴミゼロ対策プロジェクトPR大使のちびまる子ちゃんと一緒に考えるプログラムとなりました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

開催概要
海の環境やごみ問題について学んで一緒に考えることで、海洋ごみ問題に関心をもってもらうことを目的として開催
日程
2022年9月30日(金)8:40~12:10
開催場所
清水高部東小学校(静岡県静岡市清水区押切1907番地)
参加人数
清水高部東小学校 4年生2クラス64名
協力団体
静岡市ごみ減量推進課様

海の環境と海洋ごみ問題の現状

静岡市ごみ減量推進課の深澤大介氏に、いま世界中で問題視されている海洋ごみ問題をわかりやすく説明頂きました。新型コロナウイルスの流行により、使い捨てマスクの使用が大幅に増加した結果、マスクを始めとした海岸に流れ着くプラスチックごみは約200トンも増加しました。このままだと、2050年には海の魚の総重量を海洋プラスチックごみの総重量が上回ってしまうと言われています。海洋プラスチックごみは、自然や生態系だけではなく、私たち人間の健康にも悪影響を与えます。細かくなったマイクロプラスチックをプランクトンが摂取し、それを魚が食べ、そしてその魚を人間が食べるというように、食物連鎖で海と私たちの生活は繋がっているのです。こうした問題を解決するためには、事業者・行政・消費者の3者の協力が必要不可欠です。子どもたちは課外授業で、真剣にワークシートに内容を記入しながら、積極的に発言をし、海洋ごみ問題について自分の身近な問題としてとらえている様子が見受けられました。

綺麗な海を守るためにできることとは?

未来に綺麗な海を残していくために、今の私たちに出来ることを全員で考えました。海と日本プロジェクトの一環で推進するプロジェクト「CHANGE FOR THE BLUE」の目標である、「海洋ごみ問題を自分ごととしてとらえ、これ以上海にごみを出さない」という社会全体の意識を向上させることの必要性を伝え、子どもたちが実践したことのある5つのアクションについて意見を聞きました。プログラム後半は、静岡県内で実際に海を守るための活動をしている方々の動画を鑑賞しながら活動について学びました。海の底に沈んでしまったごみを、すべて拾い集めることは簡単なことではありません。しかし、これ以上海にごみを出さないために1人ひとりの行動を変えていくことが大切です。きれいな海を未来に引き継ぐために、そして大切な海の恵みを守っていくために、自分たちの生活を振り返って考える良い機会となりました。

マイクロプラスチックを観察してみよう

三保海岸に落ちていたマイクロプラスチックの観察をしました。講義で学んだ通り、細かくなったプラスチックの破片が落ちている光景を目の当たりにし、子どもたちは驚いた様子でした。

参加した子どもたちの声

・プラスチックごみが、こんなに多く海にあるなんて、びっくりした。
・自分たちの体や、子どもたちにも影響してしまうなんて、知らなかった。
・今日の授業で勉強したことを、家に帰ってお父さんお母さんに話したい。
・プラスチックごみを減らすために、家族でペットボトルをリサイクルステーションに持って行きたい。
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:64人