ごみだったペットボトルキャップがアップサイクル!海の美サンガプロジェクト“ミサンガ”完成セレモニーを開催しました
一般社団法人北海道海洋文化フォーラムはプラスチックリサイクル企業「株式会社エルコム」と協働し、海洋ごみ削減を目指した『海の美サンガプロジェクト』を実施。海や街で集めたプラスチックごみを回収、アップサイクルし、世界でひとつの“ミサンガ”をつくろう!というプロジェクトです。2024年末に“ミサンガ”が完成、2025年1月22日(水)に完成セレモニーを開催しました。
2025.02.04

一般社団法人北海道海洋文化フォーラムはプラスチックリサイクル企業「株式会社エルコム」(本社:札幌)と協働し、海洋ごみ削減を目指した『海の美サンガプロジェクト』を実施しました。これは、海や街で集めたプラスチックごみを回収、アップサイクルし、世界でひとつの“ミサンガ”をつくろう!というプロジェクトです。
更に、地元のプロサッカーチーム「北海道コンサドーレ札幌」(本社:札幌)や東急不動産SCマネジメント株式会社(本社:札幌)が運営するCOCONO SUSUKINOの協力を得て実施。2024年末に“ミサンガ”が完成、2025年1月22日(水)に完成セレモニーを開催しました。
このプロジェクトは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
【完成セレモニー】
●日程:2025年1月22日(水)
●開催場所:弘安ビル2階
●開催概要
・主催者企画趣旨説明 北海道海洋文化フォーラム プロデューサー 山根恒
・共催者挨拶 エルコム 代表取締役 相馬嵩央 様
・協力者挨拶 COCONO SUSUKINO サブリーダー 門井傑樹様
・主催者挨拶 北海道海洋文化フォーラム 代表理事 伊勢伸哉
・「ミサンガ」贈呈式
・プロジェクトメインサポーター挨拶 コンサドーレ C.R.C 河合竜二 様
・フォトセッション
●登壇者
・一般社団法人北海道海洋文化フォーラム 代表理事 伊勢伸哉
・一般社団法人北海道海洋文化フォーラム プロデューサー 山根恒
・株式会社エルコム 代表取締役 相馬嵩央 様
・株式会社コンサドーレ C.R.C 河合竜二 様
・東急不動産SCマネジメント株式会社 札幌プロジェクト推進課 COCONO SUSUKINO サブリーダー 門井傑樹 様
・【司会】堀内美里HBCアナウンサー
本プロジェクトの流れ
①【COCONO SUSUKINO(ココノススキノ)の協力でペットボトル専用の特性ごみ箱を設置】
・日程:2024年7月26日(金)~12月18日(水)
・設置場所:COCONO SUSUKINO正面入り口(札幌市中央区南4西4)
・参加人数:およそ10,000人の利用
すすきの新ランドマーク「COCONO SUSUKINO」の正面入口にエルコム社製・IoT圧縮機能付きペットボトルに特化したごみ箱を設置。ぺットボトルの資源化をより効率的に進めるため「キャップ」「ボトル」「ラベル」に分別して収集した。

左)COCONCO SUSUKINO正面に置かれたごみ箱
右)「キャップ」「ボトル」「ラベル」に分別収集
②【北海道コンサドーレ札幌の協力による一斉清掃活動】
・日程:2024年9月21日(土)
・開催場所:札幌市中央区・創成川公園
・参加人数:コンサドーレサポーターを中心とした85人
株式会社コンサドーレ河合竜二CRC(コンサドーレ・リレーションズチーム・キャプテン)が、プロジェクトのメインサポーターとして参加。またマスコットキャラクターの「ドーレくん」も登場し、コンサドーレサポーターなど85名と札幌中心部のごみを拾いました。

③【エルコムによるアップサイクル】
一斉清掃活動やCOCONO SUSUKINOで回収されたペットボトルキャップ(約81.6kg・32,600個)を素材として、株式会社エルコムがアップサイクルを担当しました。キャップは色分け、洗浄、粉砕され、溶解後に圧縮成型されました。
この過程を経て、ひとつひとつ手作業でミサンガは作られました。


④【ミサンガ本体】
紐:海洋プラスチックごみから再生された繊維を使用。北海道コンサドーレ札幌のイメージカラーである赤と黒を採用しました。
プレート:本プロジェクト内で集まったペットボトルキャップを破砕して成型。サッカーボールをイメージした円形デザインで、表面には「CHANGE FOR THE BLUE」と「CONSADOLE」の刻印が施されています。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています