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地元の魚がおいしい給食に! 未利用魚を使用した「さつまあげ」の海と日本プロジェクトコラボ給食メニュー

一般社団法人海と日本PROJECT in鹿児島は、海の魅力を発信する「海と日本プロジェクト」の趣旨に賛同した鹿児島地区漁業士会の“地元の魚を地元で消費したい”という気持ちのもと、子どもたちに魚のおいしさや魅力について知ってもらうための出前授業を実施。海の幸が詰まった海と日本プロジェクトとコラボレーションした給食メニューがふるまわれました。

2025.01.22

一般社団法人 海と日本PROJECT in鹿児島は、海の魅力を発信する「海と日本プロジェクト」の趣旨に賛同した鹿児島地区漁業士会の“地元の魚を地元で消費したい”という気持ちのもと、子どもたちに魚のおいしさや魅力について知ってもらうための出前授業を実施。海の幸が詰まった海と日本プロジェクトとコラボレーションした給食メニューがふるまわれました。

この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

未利用魚を使用した地元の食文化を学ぶ

鹿児島市の白菊保育園で行われた出前授業では、鹿児島の伝統食品「さつまあげ」についての説明がありました。さつまあげは、深海魚や店頭にはなかなか並ぶことの少ない珍魚のすり身を成型し、油で揚げています。もともと、貯蔵技術が未熟だった時代に大量に獲れた魚を無駄なく食べるために作られたさつまあげ。子どもたちは、無駄な部位を出さず、魚の命をあますことなく「どうにかみんなに食べてほしい」と大切に食べられてきた鹿児島の伝統を学びました。

魚をさばいて海を学び、おいしくいただく

魚のさばき方を見学したあとは、実際に指導を受けながら、キビナゴを手で開き、かつおの腹皮を包丁で切る体験をした園児たち。「楽しい」「骨をとるのがむずかしかった」と、普段あまり触ることのない魚に触れ、その感触や重さを体感する貴重な経験を楽しみました。

未利用魚を使用したさつまあげをメニューに取り入れ、さらに子どもたち自ら魚の下ごしらえをしたキビナゴフライやカツオの腹皮ソテーなど、海の幸が詰まった「海プロコラボ給食」となりました。子どもたちは「さっき勉強した魚だ!」「これは僕が切った魚だ!」と嬉しそうに給食を食べていました。コラボメニューは出前授業に参加した子どもたちや保護者に好評で、今後も鹿児島地区漁業士会と連携し、鹿児島市の保育園で展開していく予定です。

参加した子ども・保護者からの声

・「全部鹿児島でとれた魚なのが嬉しい気持ち」
・「勉強したあとに食べたらさつまあげがおいしく感じた」
・「魚嫌いの子どもが自分たちでさばいた魚をたくさん食べていて驚いた、嬉しい」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています