一般社団法人日本昔ばなし協会は、日本中に残された海にまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。1月24日（火）山梨県市川三郷町にて市川三郷町を舞台に制作したアニメ「娘に化けた大ウナギ」の完成報告を実施いたしました。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。

遠藤浩町長コメント

まずは、市川三郷町の民話・娘に化けた大ウナギのアニメ制作を頂きました海ノ民話のまちプロジェクト実行員会、アニメ制作会社のトマソンの皆様、民話の舞台となりお話を詳しくお話しいただきました市瀬山光勝寺　武田住職と多くの皆様のお力添えのもと完成したこと感謝申し上げます。ありがとうございました。​
実際にアニメを拝見し、日本昔話らしい作画と語りになつかしさ、そして物語に対する親しみやすさを感じました。この民話をどのように町の人に知ってもらうか、そしてどのように広めていくかは今後の課題になると思います。観光、教育など幅広く取り扱うこともできますので、多方面にて町のため、人のために利用していけるよう町としても検討していきます。また、大きな趣旨の一つである海を守るために何ができるかという点に関しましても、物語だけでなく、様々な観点を通じて町民一人一人に伝えていくことで、海がない山梨からできる海を守る取り組みを進めていきたいと存じます。結びになりますが、このような機会を頂きました海と日本プロジェクトを推進する日本財団の皆様に感謝申し上げます。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数：5人