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広島の地魚は大丈夫?アジとタコをさばきながら瀬戸内海の変化について親子で学びました。『日本さばける塾 in 広島』今年も開催しました!

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 広島』を10月15日(土)に開催し、20組42名の親子が参加しました。

2022.10.28

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in 広島』を10月15日(土)に開催し、20組42名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①講師によるアジとタコの下処理やさばきと調理実演
②子どもがタコの下処理を体験、参加者全員がアジフライに挑戦。親子で試食
③広島の地魚について講師の講義
以上を実施
日程
2022年10月15日(土)11:30~14:30
開催場所
広島酔心調理製菓専門学校(広島市西区福島町2-4-1)
参加人数
20組42名(親子)
講師
加藤芳隆さん、岡田和也さん(広島酔心調理製菓専門学校専任教員)、東邦彦さん(広島水産(株)営業推進室課長)
主催
海と⽇本プロジェクト in 広島実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力団体
日本水産中四国支店、広島水産

「アジ」と広島の地魚「タコ」をさばいて調理

今回の日本さばける塾では、基本とされる「アジ」のさばき方に加えて、『やっさタコ』などでも有名な広島の地魚「タコ」の下処理方法について、説明と実習を行いました。
参加者は、最初に丸のままのタコを手に取って重さやぬめりを体感し、ぬめり取りを体験したのちに下処理とゆでる過程を学びました。次に、本イベントの目玉となるアジのさばき方について、講師がお手本を見せながら解説しました。参加者は、専門学校の学生のサポートを受けながら、大きなアジのさばきに挑戦しました。中には、思い切りが良く、思いのほか素早くさばく子どもがいる一方で、「これまで我流でやってきた」と苦戦する保護者もいました。
さばいたアジは、衣をつけて美味しいアジフライにし、下処理をしたタコの酢の物とアサリのお味噌汁と合わせて美味しくいただきました。

広島の地魚について学ぶ

試食後は、地魚についての学びも実施しました。講師の東さんから、広島の魚市場で取引される地魚の種類などについて、クイズ形式でお話しいただきました。全国的に良く食べられていて、広島ではあまり食べられていない魚や、広島が全国一位の水揚げを誇る牡蠣が市場ではあまり取引されないこと(生産者が直接出荷するため)など、参加者にとって目からうろこの話を聞くことができました。本イベントでは、親子が地の魚について会話をしながら、「さばく」という共同作業をすることで、魚を入口に、現在様々な問題を抱える海について関心を持ってもらうことができました。

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:42人