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海と日本プロジェクト 海のごちそう地域モデルinかごしま「かごしま美味深海フェスティバル」を開催しました

海と食の地域モデルinかごしま実行委員会は、地元の海で獲れた未活用の「深海魚」が新たな水産資源の一つになることを目的として、2023年1月28日(土)・29日(日)に鹿児島中央駅のAMU広場で、「かごしま美味深海フェスティバル」を開催しました。

2023.02.17

海と食の地域モデルinかごしま実行委員会

海と食の地域モデルinかごしま実行委員会は、地元の海で獲れた未活用の「深海魚」が新たな水産資源の一つになることを目的として、2023年1月28日(土)・29日(日)に鹿児島中央駅のAMU広場で、「かごしま美味深海フェスティバル」を開催しました。鹿児島で獲れた深海魚を使用したオリジナル深海魚弁当やお茶漬け、深海サメを使ったフィッシュアンドチップス等を堪能できるだけでなく、鹿児島の深海で獲れた魚を使用した加工品の物販、深海トークショーやクイズ大会、解体ショーなど「深海づくし」の2日間となりました。来場者数約9,500人と大盛況のイベントでした。

このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

かごしま美味深海フェスティバル
日程
2023年1月28日(土)・29日(日)10:00~17:00
開催場所
鹿児島中央駅 AMU広場
来場者数
約9,500人(1日目:約3,800人、2日目:約5,700人)

深海魚を使用した料理を食べることで深海生物への関心を深める!

鹿児島では、地元の海で獲れた未活用の「深海魚」が新たな水産資源の一つになることを目指して取り組んでいます。今回、深海魚をより身近に感じてもらうと共に、稀少な深海魚が生息する『鹿児島の豊かな海の未来を守ろう』というメッセージを伝えるために、4つの飲食ブースと8つの物販・展示ブースそれぞれで深海魚の魅力を伝えました。飲食ブースでは深海魚を用いたオリジナル弁当やお茶漬け、深海サメのフィッシュアンドチップスなどを販売しましたが、イベント開始早々売り切れの商品が出る店舗があるほどの大盛況。物販・展示ブースでは深海エビを用いたせんべいや餃子を販売。また、いおワールドかごしま水族館の魚触体験ブースでは行列ができるほど大人気。食べて、見て、触れて様々な角度から深海魚に接してもらうことで興味関心を深めることができました。

トークショーやクイズ大会を通じて楽しく深海・深海魚への理解を深める

ステージプログラムでは、まず深海トークショーを開催(28日)。第1部ではさかなのおにいさんかわちゃんをMCにタレントの鈴木香里武さん、かごしま水族館の西田和記さんにご登壇いただき事前に撮影した錦江湾の深海映像を見ながら、深海だけでなく鹿児島の海についてお話しいただきました。めったに見ることができない深海の映像に来場者も釘付けでした。第2部では鹿児島で魚食文化の浸透に取り組む「5年後魚屋になる2人」と「さめたろうさん」を加え、食を切り口に対談。鹿児島の魚食の現状や文化だけでなく意外とおいしい魚など様々なテーマについてトークしました。
次にさかなのおにいさんかわちゃんによるクイズ大会を開催(両日)。深海や深海生物について学んでもらえるようイラストを用いて、子供でも分かりやすく、楽しめるようなクイズ大会でした。参加した子供たちもかわちゃんの話に夢中で聞き入り、一生懸命に考えていました。また29日にはいお・かごしま魚食普及拡大推進協議会さんによる、鹿児島で水揚げされたキハダマグロで解体ショーを開催。大迫力のショーを観ようと会場にはたくさんの来場者が訪れました。今イベント一番の盛り上がりを見せるとともに、解説を真剣に聞き入る姿が印象的でした。

鹿児島県民にとって地理的には近くても、意識的には遠い深海がテーマでしたが今イベントを通して、見て、触れて、聞いて、食べてと様々な視点から深海魚について学び、理解を深めることができました。同時に豊かな深海から水揚げされる深海魚が流通されずに未活用となっている現状にも理解を深めることができました。
近い将来、未活用の深海魚が水産資源として認知され、流通・販売網の構築につながり、深海魚が日常的に食卓に並ぶ「おさかな」になるべく今後も活動していきます。

参加した子ども・保護者からの声

「少しでもプラスチックごみを減らす!うみをきれいにしたい」「魚のことを知りたくなった」「深海魚がおいしかった」「深海魚が鹿児島にいることを初めて知った」「海をもっと身近に感じられるようになった」「魚の大切さをみんなに知ってほしい」「うみをたいせつに」「海を汚さず、キレイな海にしたい。」「1匹1匹大切なお魚の命もおいしく頂きたい」「深海魚を初めて食べてみたが美味しかった。今後もぜひ食べてみたい。」「海を守る大切さと、鹿児島の海の奥深さを親子で楽しく学ぶことが出来た。ぜひ来年以降も継続していってほしい」

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:9,500人