「海と日本プロジェクト+C to Sea in 向島ドック」を開催しました!
一般社団法人日本中小型造船工業会と向島ドック株式会社は、地域の子どもたちや保護者に向けて、海や船の魅力と役割を体感してもらうイベント「海と日本プロジェクト+CtoSeain向島ドック」を2025年7月26日(土)に開催しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.09.16

イベント概要
・開催概要: ポンポン船工作教室、タッチングプール、タグボートラジコン、高所作業車体験、門型クレーン操作体験、タグボート乗船体験などを通じて、海や船の仕事を楽しく体感できるイベント
・日程: 2025年7月26日(土)
・開催場所: 向島ドック(広島県尾道市向島町)
・参加人数: 781名(親子連れ、小中学生、地域住民など)
・協力団体: 中国運輸局、海上保安協会、中国地方内航海運組合連合会、尾道市、福山大学、尾道市立大学
“船の迫力”と“海のしごと”を五感で体験
尾道市の向島ドックで行われた今回のイベントでは、普段は入ることのできない造船所の現場が開放され、地域住民や子どもたちにとって“特別な体験”の場となりました。
門型クレーンの操作体験では、クレーンを間近で見ながら操作の仕組みを学ぶことができました。タグボートの乗船体験も行われ、船の動きや波の感覚を肌で感じた子どもたちからは「初めて乗ったけど楽しかった!」という声が多数寄せられました。
ポンポン船の工作教室や、高所作業車への搭乗体験、ラジコンの操縦など、子どもたちはそれぞれのコーナーで目を輝かせながら楽しんでいました。

“楽しい”と“学び”がつながる体験の場に
今年は例年以上に「体験重視」の構成とし、タッチングプールで海の生き物とふれあったり、ポンポン船を自分の手で組み立てて水に浮かべたりと、五感を使って海と関わるプログラムを展開しました。
高所作業車に乗って見た「海と造船所の景色」に感動する子も多く、体験を通して「船をつくる」「動かす」仕事が、どのように社会とつながっているかを感じ取ってもらえる内容となりました。
保護者からも「無料でここまでできるのはすごい」「こんなにいろんな体験ができるなんて知らなかった」「地域でこういう機会があるのがありがたい」といった声が数多く寄せられました。

参加した子ども・保護者からの声
・昨年よりも暑さ対策をされてて、感謝しかありません。ありがとうございます。来年もあれば嬉しいです。
・ラジコンが楽しかった
・気になった点ではないのですが、お礼を言わせてください。暑い中、子供が楽しみながら、海や船に触れられて、親も勉強になりました。ありがとうございました。
・VRとクレーンが楽しかった。学生の先生、体験コーナーの学生さんの対応が親切で良かった。
・暑さ対策、食事、社員の方の対応、音響、とても配慮されていて、楽しく快適に過ごせました。子どもも工作や操縦、楽しんでいました。
・スタッフの方がとても丁寧で、タグボード見学の時もわかりやすく説明してくれて、子供がとても楽しんでいました。また次回も楽しみにしています!
・普段入ることのない造船所のことを実際に現場で見れたこと、いろいろな船も見られたり乗ることが出来て船のことを直接教えていただけたこと。教室ではただ作るだけではなく、どんな船が早いのか?安定感があるのか?などのお話も聞けたことで子どももさらに興味を持って参加していたのでとても良かったです。
スタッフの方々もとても雰囲気良くいらっしゃって親しみやすく、楽しく過ごすことができました。
かき氷も美味しかったです。大人もこどもも楽しめるイベントでした。ありがとうございました!
<団体概要>
団体名称: 一般社団法人日本中小型造船工業会
URL: https://www.cajs.or.jp/
活動内容: 日本の中小型造船業の経営基盤強化、技術向上、人材育成を通じて業界の発展を支援する団体です。1959年の設立以来、研修事業や調査研究、労働安全・環境対策、国際協調の推進など多岐にわたる活動を展開し、関連産業および日本経済の発展に寄与しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:781人