漂着物を使ってオリジナルのモンスターを創作しよう「漂着モンスターワークショップ」@金沢港クルーズターミナルを開催しました!
親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会(「世界へ旅する絵本ボート」プロジェクト)は、2025年8月19日(火)に、海に流れ着いた漂着物(ゴミや流木、貝殻など)を使ってモンスターを制作する漂着モンスターワークショップを金沢市立 海みらい図書館で開催いたしました。『絵本』を通じて、子どもたちの世界の海への興味と好奇心を高めながら、「世界の海=自分たちの海」というグローバルな感覚を磨き、親子へ海を守るための自発的なアクションを促すことを目的とします。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.11.12

イベント概要
・『漂着モンスターワークショップ』@金沢港クルーズターミナル
・日時: 2025年8月19日(火) 14:30~16:00
・場所: 金沢港クルーズターミナル
・参加人数: 計73人(こども:39人、大人:34人)
漂着物を用いてモンスターを創作してみよう
金沢港クルーズターミナルにて、絵本作家の竹与井かこさんを講師に「漂着モンスターワークショップ」が開催されました。
ワークショップは「海の寿命クイズ」で始まりました。海の生き物と漂流するゴミの寿命をテーマにしたこのクイズを通して、参加者はプラスチックごみが海の生き物よりずっと長く海に残り、環境に悪影響を及ぼすことを楽しく学びました。
クイズの後は、参加者が持ち寄った漂着物を使って、オリジナルのモンスターを制作しました。一つひとつの漂着物がたどってきた物語に思いを馳せながら、モンスターに名前やキャラクター設定をつけていくことで、個性豊かな作品が次々と誕生しました。
完成したモンスターは、発表会で参加者同士が創作の意図や込めた思いを共有しました。
このワークショップは、参加者が実際に海へ足を運び漂着物の現状を知ることから始まりました。漂着物がどこから来たのか、どんな旅をしてきたのかを想像することで、環境問題が自分ごとになり、今後どのように向き合っていくべきかを考える貴重な機会となりました。

<プログラム>
●あいさつ: 「絵本ボートプロジェクト」・日本財団「海と日本プロジェクト」・竹与井かこさんの紹介
●海の寿命クイズ
●漂着モンスターワークショップ
●発表
●写真撮影
●おわりのあいさつ
参加した子ども・保護者からの声
・うみがつかれているんだとおもった(参加者)
・中学でもやりたい!(参加者)
・毎年ワークショップに参加したい(保護者)
・外国からもゴミがくるんだなとおどろきました(参加者)
<団体概要>
団体名称: 親と子の絵本ワールドイン・いしかわ実行委員会(「世界へ旅する絵本ボート」プロジェクト)
URL: https://www.web.hokkoku.co.jp/ehonboat/
活動内容: 『絵本』を通じて、子どもたちの世界の海への興味と好奇心を高めながら、「世界の海=自分たちの海」というグローバルな感覚を磨き、親子へ海を守るための自発的なアクションを促すプロジェクトです。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:73人