イベント概要

・開催概要： 進水式見学を行うとともに夏祭りイベントを実施。
模擬店（屋台・キッチンカ―）、ゲームコーナー、工作教室等のイベントを実施。
・日程： 2025年7月12日（土）
・開催場所： 熊本ドック株式会社
・参加人数： 約300人

進水式見学祭～船の誕生の瞬間を間近で見学～

2025年7月12日（土）、熊本ドック株式会社で建造中船舶の進水式神事が執り行われ、その機会において、地域社会との交流を深めるために熊本県内の高校生や八代港港湾振興協会関係企業を招待しました。早朝から厳かな神事が開始され、式典では、海に浮かぶ前の船底に興味津々の子どもたちの姿が見られました。船が青い海へと船台を滑り降り、迫力ある音とともにゆっくりと進み、船が浮かんだ瞬間、子どもたちは息を飲み、その迫力に圧倒されていました。さらに、爆竹と和太鼓が鳴り響く中、八代港に浮かぶ大きな船を背景に記念撮影。青い海に浮かんだ大きな船は、この特別な一日の思い出として子どもたちの心にしっかりと刻まれたことでしょう。

造船所構内での楽しい企画が盛りだくさん

進水式後の夏祭りイベントでは、出店のキッチンカーが目玉となり、多くの参加申込みをいただき、予想を上回る来場者数となりました。また、ゲームコーナーでは**「ぎりぎりゲーム」**が特に好評を博し、大いに盛り上がりました。このゲームは小さな子どもたちでも楽しめる内容で、来場者からは「子どもが夢中になっていた」「家族みんなで楽しめた」といった声が多数寄せられました。キッチンカーには唐揚げ、ハンバーガー、焼きそば、ポテトを求める長蛇の列ができ、皆、満面の笑みを浮かべ頬張っていました。

今回のイベントは、船の造り手と地域社会との交流を深める素晴らしい機会となりました。
このイベントを通じて、船が最初から海に浮かんでいる乗り物ではなく、人の力で造り、広い海へと送り出すものであるということ、そして、海の上で多くの人や物を運ぶ働く船の役割についても理解を深めていただけたことと思います。

参加した子ども・保護者からの声

・造船の仕事に興味が湧いた
・海に進んで行く様子はダイナミックで音楽と共に感動しました。
・初めての進水式体験だったので感動した。思ったより船が大きかった。八代で船が造られていることを誇りに感じました。
・ふねの大きさがすごかった!
・なかなか見られない体験で、子どもたちも興奮していたようでとても良い経験になりました。
・初めての進水が、どのように行われているのかを、実際に見ることができて、とても良い経験になった。
・進水式は、最初の神事を含めて初めてで、いい体験になりました。ありがとうございます。
・初めて船が進水する姿を見ることができて感動した
・時間的にも良く、小さい子も楽しめました。船が大好きです。
・もっともっともっとたくさんの人に船の大切さを知って欲しいです
・ドリンク・フードや、子供の遊び場があって非常に楽しかったです。

＜団体概要＞

団体名称： 一般社団法人日本中小型造船工業会
URL： https://www.cajs.or.jp/
活動内容： 日本の中小型造船業の経営基盤強化、技術向上、人材育成を通じて業界の発展を支援する団体です。1959年の設立以来、研修事業や調査研究、労働安全・環境対策、国際協調の推進など多岐にわたる活動を展開し、関連産業および日本経済の発展に寄与しています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数：300人