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海に学び、未来に活かす! スノードームワークショップを実施しました!

特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会は、長年に渡って地域の象徴であった「里海」の魅力や保全の大切さを次世代に伝えるとともに、持続可能な地域との関わりを育むことを目的に、7月12日(土)~13日(日)の2日間で漁業道具整備と牡蠣の殻の海藻除去、および地元小学生とのスノードームワークショップを実施しました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2025.09.02

海に学び、未来に活かす! スノードームワークショップを実施しました!

イベント概要

・開催概要: 漁業道具整備、牡蠣の殻の海藻除去、スノードームキーホルダーワークショップ
・日程: 7月12日(土)、13日(日)
・開催場所: 岡山備前市日生町日生、渚の交番ひなせうみラボ
・参加人数: 特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)の大学生19名、卒業生1名、事務局1名の計21名と、地域の小学生120名
・協力団体: 一般社団法人みんなでびぜん

漁業道具整備と牡蠣の殻の海藻除去

7月12日は、日生の漁師さんが牡蠣の養殖で使用する漁業道具の整備と、生育中の牡蠣の殻に付着しているホヤや海藻類を取り除く作業を行いました。

これらの海藻類は牡蠣の餌となるプランクトンを消費してしまうため、定期的な除去が必要です。今回扱った岩牡蠣は、冬が旬の真牡蠣とは異なり、6~9月が旬の夏牡蠣です。日生諸島では約5年前から本格的な養殖が始まり、現在では重要な水産資源となっています。

作業は漁師の皆さんと合同で行い、合間には雑談を交えながら交流を深めました。一方で、「牡蠣漁の担い手不足」や「高額な初期投資による新規参入の難しさ」といった地域が抱える課題についてもお話を伺い、漁業の現状と向き合う貴重な機会となりました。

 

小学生とのスノードームキーホルダーワークショップ

7月13日は、地元小学生約120名を招いて「スノードームキーホルダー」のワークショップを実施しました。
子どもたちがスノードームづくりを楽しみながら里海や海のマイクロプラスチックの問題など地域に興味を持ってもらうことを目的としています。

スノードーム作りでは、カプセルの中に水と液体のりを混ぜた液体とビーズを入れて制作しました。このスノードームは、水と液体のりの混合液を「海」、ビーズを「海に漂うマイクロプラスチックごみ」に見立てており、海洋環境問題を視覚的に表現しています。
活動の一環として、子どもたちと一緒に、海洋プラスチックが海の生き物や私たちの暮らしにどのような影響を与えているのかを、物語形式の動画を通して学びました。

 

参加した子ども・保護者からの声

参加した子どもたちからは、「海を守ることは大切だと思った」「また参加したい」といった声が寄せられ、環境への意識が芽生える貴重な機会となったことを実感しています。
保護者の方々からは、「スノードーム作りの背景や意図について学生から説明してもらい、子どもたちも作品を通して環境問題について自然と関心を持つようになった。海洋環境について深く考えるきっかけとなったと思う」とのお言葉をいただきました。

<団体概要>

団体名称: 特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会
URL: https://www.ivusa.com/
活動内容: 「熱意は人を動かし、社会を動かす」をモットーに国際協力・環境保護・地域活性化・災害救援・子どもの教育支援の5つの分野で、大学生が中心となって様々な活動をしています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:141人