佐久市児童向け体験イベント【駿河湾・清水港海洋体験・研修ツアー】を開催しました!
海のみらい静岡友の会は、2025年8月10日、11日に内陸地(長野県佐久市児童)の子供たちに海をもっとよく勉強・知ってもらい海洋人材の発掘、育成を目的として、駿河湾・清水港海洋体験・研修ツアー(海と日本2025)を開催いたしました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
2025.10.22

イベント概要
・開催概要: 2025年8月10日(日)
時間: 12:30~14:00
内容: 東海大学 静岡キャンパス8号館にてミズウオの解剖
時間: 15:00~
内容: 清水港湾クルーズ体験
2025年8月11日(月・祝)
時間: 9:00~14:30
内容: 望星丸に乗船し、洋上研修を実施
・日程: 2025年8月10日(日)-8月11日(月・祝)
・開催場所: 静岡市清水区
・参加人数: 8/10: 55名(事務局関係者7名含む)
8/11:79名(事務局関係者7名含む)
・協力団体: 佐久商工会議所(青年部)・東海大学・佐久市教育委員会・静岡市・静岡市教育委員会
ミズウオ解剖
子どもたちは東海大学にて深海魚「ミズウオ」の解剖を体験。ミズウオの胃の内容物から、餌となる魚介類の他にプラスチック片が見つかりました。これにより、子どもたちは海洋ごみが海洋生物に与える影響を身近な問題として実感しました。

清水港湾クルーズ体験
当初予定されていたサップ、カヌー、ボートでの海洋体験は悪天候のため中止となりましたが、代わりに清水港湾内クルーズに変更。クルーズ中には野生のイルカに遭遇するというサプライズがあり、子どもたちから歓声が上がりました。

研修船「望星丸」
2日目は研修船「望星丸」に乗船。船上での海洋生物の採取や観察はできませんでしたが、海洋に関する講義や船内見学、さらに急遽開催された海や魚に関するクイズ大会を通じて、楽しみながら海の知識を深めました。

参加した子ども・保護者からの声
ミズウオ解剖: 魚の中を見たら気持ち悪かったけど、楽しかった。
ミズウオ解剖: ごみの問題やおなかの中の魚などを知れたこと。
クルーズ: 船に乗っていたらイルカをちょこっと見れた。
望星丸 : 船の仕組みや魚クイズなど勉強になった。
望星丸: 全長89mもあるのでかっこよくて楽しかった。
<団体概要>
団体名称: 海のみらい静岡友の会
URL: https://www.umi-mirai.jp
活動内容: 海のみらい静岡友の会は、未来を担う青少年及び一般市民に、海や自然に親しみながら、海洋・地球科学への知識や重要性を普及・啓発するとともに、将来における海洋文化を担う人材育成を図って活動している団体

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
参加人数:134人