イベント概要

開催概要： 水上アクティビティや磯遊びをを体験しながら水難事故を防ぐための知識や安全意識を向上させよう！
日程： 2025年8月23日（土）
10:00 全体オリエンテーション・水難事故防止プログラム
10:30 SUP体験（うちわ制作は希望者なしのため未実施）
12:45 お昼休憩
13:15 磯遊び（うちわ制作は希望者なしのため未実施）
14:15 ふりかえり

開催場所： 大毛海岸（網干休憩所前）
参加人数： 30名
協力団体： HORIZONホライゾン・上田幸男先生

①SUP体験

午前のプログラムでは、ライフジャケットを正しく着用したうえで、子どもから大人まで参加者全員がSUP（スタンドアップパドルボード）に挑戦しました。
初めて海の上に立つ子どもたちは最初は不安そうな表情を見せていましたが、インストラクターの指導を受けるうちに少しずつバランスを取りながら立ち上がり、海の上を進む楽しさを実感していました。親子で同じボードに乗り、声を掛け合いながら挑戦する姿も多く見られ、自然と笑顔が広がっていきました。

②磯遊び

午後のプログラムでは、大毛海岸の磯場で「磯あそび」を実施しました。講師の上田幸男さんの案内のもと、安全面のお話を聞き、子どもたちは岩場に潜む小さな生き物や貝を観察しながら、海辺の自然に直接ふれる体験を楽しみました。環境調査をもとに20種類の生き物の説明をした中からBINGOにしたものを配布し、参加者同士で「こっちにいたよ！」「見て見て！」と声を掛け合いBINGOに挑む様子が見られました。保護者も一緒に生き物を探しながら、子どもたちの発見や驚きを共有できる時間となりました。

参加した子ども・保護者からの声

海に落ちてしまう経験も「怖い」ではなく「楽しい！」と受け止める子どもたちが多く、安全な環境で転んで学ぶことの大切さを体感していました。参加者の中には「初めて自分で海の上に立てた！」「海って思ったより近い存在に感じた」という声もあり、単なるアクティビティにとどまらず、海への親しみや安全意識の高まりにつながる時間となりました。また、磯にいる生き物も、海の環境が守られてこそ暮らせる存在であることを学ぶきっかけにもなりました。
参加者からは「普段は気づかない小さな生き物の世界を知れてよかった」「子どもと一緒に自然と向き合える時間になった」といった声も寄せられ、海を身近に感じながら環境を大切にする意識が自然と芽生える時間となりました。

＜団体概要＞

団体名称： 一般社団法人TSURIBITO
URL： https://tsuribito415.com/
活動内容： 釣りを通じて、自然と人と地域をつなぎ、観光振興、環境教育、商品開発及び各種イベントの実施を通して、持続可能な地域創生に取り組んでいます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数：30人