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鳥取の海を学ぶワークショップ【砂浜が危ない!~鳥取砂丘の未来を考える~】を開催しました!

一般社団法人 海と日本プロジェクトinとっとりは、鳥取市立中ノ郷小学校の子どもたちを対象に【砂浜が危ない!~鳥取砂丘の未来を考える~】を開催しました。鳥取県のシンボル・鳥取砂丘をはじめ、全国的にも進む砂浜の浸食問題。砂はどこから来て、なぜ減っているのか?自然のしくみや海岸浸食の原因を学び、砂丘を未来へ残すためにはどうすればよいのかを考えました。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

2025.12.02

鳥取の海を学ぶワークショップ【砂浜が危ない!~鳥取砂丘の未来を考える~】を開催しました!

イベント概要

・日程 2025年10月16日(木)9:30~15:30
・開催場所 鳥取市立中ノ郷小学校・鳥取砂丘
・参加人数 (鳥取市立中ノ郷小学校5年生)
・協力団体 鳥取砂丘ビジターセンター(和田先生)・生物多様性アドバイザー(小宮先生)

砂丘の変化を現地調査

鳥取砂丘ビジターセンターの和田氏を講師に招き、鳥取砂丘で学習を行いました。
活動の目的は、砂丘の形や模様が自然の力で日々変化していることを実際に見て感じ、自然の営みを科学的に理解することでした。

和田氏の案内のもと、子どもたちは「なぜ砂丘の模様が日ごとに違うのか」「風や海、川の働きがどう砂を運び、形を変えるのか」という視点を持って観察に臨みました。
観察では、風向きや砂の粒の大きさ、傾斜の違いなどを注意深く見比べ、自然の力が目に見える形で砂丘をつくり続けていることを実感しました。

活動を通して、子どもたちは「自然は静止しているのではなく、常に動いている」という新しい気づきを得ました。
また、砂丘という身近な自然にも、海・風・川といったさまざまな要素が互いに関わり合っていることに驚きと興味を持って観察していました。

 

砂丘を守る仕組みを体験しよう

続いて子どもたちは水の働きによる地形の変化を学ぶため、生物多様性アドバイザー小宮氏のもと水槽を使った砂の実験を行いました。水槽の片側に砂を積み、「山」や「谷」「斜面」を作って水を流し、水の勢いによって砂が削られたり堆積したりする様子を観察。実験を通して、実際の海岸や砂丘も水や風など自然の力によって少しずつ形を変えていることを理解し、自然の仕組みへの関心を深めました。子どもたちからは「自分たちの手で地形の変化を確かめられておもしろかった」といった感想も聞かれました。

 

参加した子ども・関係者からの声

■子どもたち
・砂丘の模様が毎日変わる理由が、風や水の動きでこんなに違うなんてびっくりした!
・水槽で自分たちの手で砂を動かすと、海や砂丘の変化が身近に感じられておもしろかった。
・自然はいつも動いているって知って、今まで見ていた景色も違って見えるようになった。

■砂丘ビジターセンター 和田氏
今回の学習では、子どもたちが砂丘の変化を「見る」「考える」「感じる」という三つの視点で積極的に取り組む姿が印象的でした。砂の模様や傾斜の違いに気づき、「どうしてこうなるのだろう」と自分たちで考えようとする姿から、自然への関心の深まりを感じました。
砂丘は、風や海、川といった自然の力が複雑に関わり合って形をつくっています。その仕組みを子どもたちが自分の目で確かめ、自然が「常に動き続けている」ことを実感してくれたのは、講師としてとても嬉しく思いました。

■生物多様性アドバイザー 小宮氏
子どもたちは観察中に風向きや砂の粒の違いに興味を持ち、自然の仕組みに対して積極的に質問し、水槽実験では、手を動かして確認することで、抽象的な自然現象を具体的に理解しようとする姿が頼もしかったです。

<団体概要>

団体名称:一般社団法人 海と日本プロジェクトinとっとり
URL:https://tottori.uminohi.jp/
活動内容:鳥取の海に密着した情報を発信しながら、鳥取の海の今を伝え未来につなぐ活動をしています。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/