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下関周辺の海のふしぎを楽しく研究しよう!「海のふしぎ研究所」を開催しました!

一般社団法人海と日本プロジェクト in やまぐちは、2025年10月18日(土)と19日(日)の2日間、ボートレース下関にて「海のふしぎ研究所」を開催しました。イベントでは多彩な実験に加え、下関市立角倉小学校の児童による研究発表会も行われ、会場は大きな賑わいを見せました。このイベントは、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で実施しています。

2025.10.29

下関周辺の海のふしぎを楽しく研究しよう!「海のふしぎ研究所」を開催しました!

イベント概要

開催概要: 海が身近な下関の子どもでも、意外と知らない海の仕組みや、三方を海に囲まれた下関ならではの話題を盛り込んだ実験・展示で学んでもらいました。また下関の海の幸「ふく」のパエリア、唐揚げも販売しました。
・日程: 2025年10月18日(土)・19日(日) 10:00~16:00
・開催場所: ボートレース下関 西スタンド1F
・参加人数: 10,000人(2日間)
・協賛: BOAT RACE下関
・協力団体: 九州大学、徳山工業高等専門学校、下関市立角倉小学校

①体験型イベント「海のふしぎ研究所」の開催

会場には、海の自然科学を学ぶことができる9つの体験ブースが展開され、訪れた子どもたちはまるで科学者のように目を輝かせながら、次々と実験に挑戦していました。「なぜ台風は海で生まれるの?」「船はどうして水に浮くの?」といった素朴な疑問に、スタッフが優しく解説を交えながら答えていき、会場は知的好奇心と発見の喜びに満ちあふれました。「塩分カクテル実験」では、塩分濃度の違いを利用したカラフルな水の層に「きれい!」と歓声が上がり、海流の仕組みを学ぶ「対流実験」では、暖かい水を上にすると綺麗な層ができ、冷たい水を上にすると水が混ざり合う様子を観察し、「すごい!」「なぜ?」と驚いていました。

各ブースを体験するシールラリーも実施され、3つのシールを集めた子どもには「修了証」とオリジナルサコッシュが贈られました。

<特別な体験!ボートレース場の水面でSUP体験>
普段は立ち入ることのできないボートレース場の水面では、海でのあそびを体験する機会として、SUP体験会が開催されました。参加者はインストラクターから指導を受けた後、水上散歩を楽しみました。
参加した保護者からは「こんな特別な場所で体験できるなんて、最高の思い出になります」「ちゃんとできるのか心配でしたが、すぐ立ち上がれて楽しそうで良かった!」との声が聞かれました。

②村重杏奈さんも登場!小学生による研究発表会「わたしたちの関門海峡」

イベント初日には、下関市立角倉小学校4年1組の児童による「わたしたちの関門海峡 なぜ?なに?研究発表会」が開催されました。これは、6月から約4ヶ月間にわたって九州大学大学院の清野聡子准教授を講師に迎えて行われた全4回の「出前授業」の集大成です。児童たちは「海流」や「船」など5つのチームに分かれ、夏休みをかけて進めてきた調査・研究の成果を、劇やクイズを交えながら堂々と発表。ゲストの村重杏奈さんも驚くほどの深い内容と、自分たちの言葉で伝えようとする真摯な姿に、会場からは大きな拍手が送られました。

③下関の海の幸を味わう!大鍋「ふくパエリア」と「ふく唐揚げ」

会場内では、大鍋を使った「ふくパエリア」の実演販売も行われました。シェフがふくの身などの魚介を豪快に調理し始めると、食欲をそそる香ばしい匂いが会場いっぱいに広がりました。約40分かけて炊き上げられたパエリアが完成すると、多くの来場者が次々と買い求め、2日間で用意された各日200食は完売するほどの大盛況でした。また、併せて販売された「ふく唐揚げ」も人気を集め、来場者は美味しい「ふく」を味わいながら、下関の海が直面する課題についても学ぶきっかけとなりました。

参加した子ども・保護者からの声

・台風がどうしてできるのか、実験で分かって面白かった。
・普段見過ごしている身近な海の現象に科学的な理由があると、親の私も勉強になりました。
・カラフルなカクテルを作る実験が楽しかった。また友達とやりたい。
・子どもが目を輝かせて実験している姿を見て、連れてきて良かったなと思いました。

<団体概要>

団体名称: 一般社団法人 海と日本プロジェクト in やまぐち
URL: https://umiproyamaguchi.wixsite.com/my-site
活動内容: 山口県は「日本海」「響灘」「瀬戸内海」と、三方を海に開かれた「海の入り口」いわば海口県(ウミグチケン)でもあります。海岸線の長さは約1,500キロメートルで全国6位、水産業も盛んでフグの取扱量、アンコウの水揚げ量は日本一を誇ります。ふるさとのやまぐちの海の現状を一人でも多くの県民に知ってもらい、「海口県」の明日を担う子供たちを始めとした、未来につなぐ行動に結びつくことを目指します。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

参加人数:10,000人