能登半島地震により、黒島の海は海底が最大5.5mも隆起し波打ち際は200m以上も沖に。かつて海藻がゆらゆらと茂っていた浅瀬（藻場）は、陸地と化しました。

黒島漁港も海から切り離され、漁港内にしか見られなかったテングサ（ところてんの原料）も姿を消しました。山や川から流れ込む栄養で育まれた海藻が豊かな海。そんな豊かな海が今、転機を迎えています。

いま全国各地で、ウニが海藻を食べ尽くしてしまう「磯焼け」が問題になっています。適正な生息数は1平方メートルあたり３～5個くらい。しかし昨年、黒島で調査したときは場所によってその4倍以上のウニがいました。このまま放っておけば、藻場の再生は難しいかもしれません。

「自然と共生し、自分たちの手で豊かな暮らしを創る」私たちはウニを間引いて、藻場を育て直す活動を始めます。

潜らなくても大丈夫。海岸でウニを拾ったり、ゴミを集めたり。どなたでもご参加いただけますので、活動に共感してくださる方はぜひお越しいただけたら嬉しいです。

地図は正しい位置を表示していない場合があります。正確な位置情報は「問合先」または「ウェブサイトURL」からご確認ください。

石川県輪島市門前町黒島町　
輪島市門前町・黒島漁港

大人  

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