海ノ民話のまち 静岡県浜松市浜名区のアニメ 「奥浜名湖の鵺伝説」とコラボしたお菓子が完成!
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」では、静岡県浜松市浜名区に古くから伝わる民話「奥浜名湖の鵺伝説」のアニメーション完成を記念して、鵺退治のストーリーとコラボレーションした「鵺まんじゅう」を販売開始いたしました。
2024.05.16
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」では、静岡県浜松市浜名区に古くから伝わる民話「奥浜名湖の鵺伝説」のアニメーション完成を記念して、鵺退治のストーリーとコラボレーションした「鵺まんじゅう」を販売開始いたしました。
食べ方は、平家物語に登場する鵺退治の戦いの様子を再現。弓の名手・源頼政が射た弓を使ってまんじゅうを4つに斬り、地元出身の家来、猪の早太が鵺を刀で斬ってとどめを刺す様子を、刀の形をした楊枝で再現しました。食べ方は、店内にも掲示されています。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。
浜松市浜名区に伝わる民話をもとにしたアニメ「奥浜名湖の鵺伝説」とは?
今回制作されたアニメは、浜松市浜名区三ヶ日町にある4つの地名が、平家物語に登場する「鵺退治」の伝説に由来して、今でも地元に残されているという物語です。約860年ほど前の平安時代、京都御所の二条天皇が病にかかられました。頭が猿、胴体が狸、手足が虎、尾が蛇という「鵺」という怪鳥が気味の悪い声で鳴くとき、さらに病が重くなるといいます。そこで弓の名手である源頼政が鵺を退治しようと、空飛ぶ鵺に向かって矢を放ちます。さらに、家来で地元出身の猪の早太が刀で斬りつけてとどめを刺し、二条天皇の病が快復しました。斬られた鵺の体は4つに飛び散り、頭が落ちた場所が三ヶ日町の「鵺代(ぬえしろ)」、胴体が「胴崎(どうさき)」、尾が「尾奈(おな)」、羽が「羽平(はねひら)」と言い伝えられていて、今でも三ヶ日町の歴史ある地名となっています。
<奥浜名湖の鵺伝説>
浜松市浜名湖の海ノ民話アニメーション「奥浜名湖の鵺伝説」や民話のまちの観光情報は、こちらからご覧いただけます。
https://uminominwa.jp/animation/56/
食べ方にこだわったコラボまんじゅうが完成しました。
三ヶ日製菓で売られている鵺まんじゅう
<鵺伝説のストーリーが体験できる!鵺まんじゅうの食べ方>
①弓を使って、鵺を4ツに斬ります。
伝説では、弓の名手・源頼政が鵺を退治しようとに空中に弓を射ますが、鵺はしぶとくてまだ生き
ています。浜松市浜名区三ヶ日町には、弓を作る伝統工芸職人がいます。弦に使用している材料は
弓の製作過程で余ったものを再利用しています。
②刀のつまようじを使って完全に4ツに斬って、おいしく食べます。
伝説では、源頼政の家来である、三ヶ日出身・猪の早太が、鵺にとどめを刺します。4つバラバラ
になった鵺の体は奥浜名湖に落下して、三ヶ日町内に鵺代、尾奈、胴崎、羽平という地名が今でも
残っています。
<三ヶ日製菓(鵺まんじゅうの開発店舗)>
昭和17年、戦時中の物資不足に負けずに頑張ろうと、三ヶ日の製菓店8人が力を合わせてお店を作り
ました。当時砂糖や甘いものなど物資が不足していましたので、地域のためにと寄り集まって出来た
お菓子屋さんが始まりです。地元に伝わる歴史を大切にして、三ヶ日ならではの食材を活用して、気
軽に味わえるお菓子を作り続けている店舗です。
三ヶ日製菓公式サイト https://mikkabi-seika.com
<販売について>
日時 | 2024年5月8日~ |
販売場所 | 三ヶ日製菓 静岡県浜松市浜名区三ヶ日町三ヶ日745 電話番号:053-524-0018定休日:月曜日(祝日の場合は営業) |
問い合わせ | 三ヶ日町観光協会 事務局長 田中規雄
電話番号:053-524-1124 |
日本昔ばなし協会公式サイト https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/
公式HP https://uminominwa.jp/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCi0_5K6G1yYKYgBL9AFjeGQ
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