海と日本公式サイトの最新ニュースをウィジェットで埋込み

<iframe class="uminohi-widget official-newest" src=" https://www.uminohi.jp/widget/newest/" width="100%" height="800" frameborder="no" scrolling="no" allowtransparency="true"><a href="https://uminohi.jp">海と日本PROJECT【日本財団】</a></iframe><script src=" https://www.uminohi.jp/widget/assets/js/widget.js"></script>

16名の親子が「アジ」と、「ウスバハギ」をさばいて料理!【日本さばける塾 in ふくおか】を開催

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in ふくおか』を12月18日(土)に開催し、7組16名の親子が参加しました。

2022.01.11

日本さばけるプロジェクト実行委員会は、”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げる取り組み『日本さばける塾 in ふくおか』を2021年12月18日(土)に開催し、7組16名の親子が参加しました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、 豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして、①基本のアジ+地域の特色ある魚をさばく ②その⼟地ならではの、郷⼟料理や地域の食材を使った料理をつくる ③海にまつわる講義を受ける、以上を実施。
日程
2021年12月18日(土)10:30~14:30
開催場所
福岡市健康づくりサポートセンター(あいれふ)
参加人数
7組16名(小学生と保護者)
講師
寿司職人(酢飯屋 代表)岡田大介
主催
⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会、海と⽇本プロジェクト inふくおか実⾏委員会
共催
⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
協力
サカナグミ

さばける塾最大級?のアジと想定外のウスバハギもなんのその!

7組16名の親子が2種類の魚をさばく
さばける塾開催の前日から寒波に見舞われ、波が高く時化ている中で当日の魚が調達できるかが心配された。さばく予定にしていた「ウマズラハギ」が時化の影響で「ウスバハギ」に変更となったものの、そこは自然相手のイベント。想定以上に大きなアジとウスバハギに子供たちは大喜び。「こんな大きな魚さばくの?」と言いながら、7組16名が目の前の魚と向き合った。
姿カタチから歯やウロコの有無など、まったく異なる2種類の魚を通し、魚にはいろんな形があることを肌で感じた様子。さばき方もそれぞれ異なる中で、先生の包丁の動きに注目が集まる。
「におい玉」に気をつけるように、とか、皮を一気に剥ぐ、など想像していた以上のさばく過程を通して、魚の仕組みを知る。
今回講師を担当した岡田先生からは、福岡には魚種がとても多いこと、そして魚の命をいただくということがどういうことなのか、その魚が生息する海を守りつなぐことにどういう意味があることなのか、つながりが分かりやすく解説されていく。さばくことに夢中の子供たち。子供たちの脳裏に少しでも残ってほしい。魚をさばくこと、魚の向き合うこと、幼いころの原体験を通して、海のことを広く関心をもってもらえれば、という岡田先生の熱い思いのこもった授業が続いた。

3つの海の恵み、「生きもの」が「食べもの」として口に入るまで

①福岡の魚の種類やそれらの魅力について
福岡の海は、アジ、サバ、ヤズ、などの群れをなして回遊する青魚からマダイ、ヒラメ、アナゴなどの根付きの魚類だけでなく、 イカ、タコ、エビ、カニ、ウニ、カキなど。全国から集めたわけではなく、この海だけで、海洋生物の生態を満遍なく網羅したような豊富な魚種が特徴です。
日本周辺に数ある海流の中でも南から上がってくる黒潮系の対馬海流と東シナ海の沿岸水が混ざり合った海水が流れ込む場所というだけでなく太平洋側から関門海峡までの流れも重なり東西の陸地と南北の海で豊富な生き物が交わる恵まれた環境を持ち合わせていることもあり、種類も多く、必然的にエサとなる生き物も多くなるため魚の質も高くなるのが大きな魅力です。
福岡には3つの海(筑前海・豊前海・有明海)がありそれぞれ海の特性が違うので魚種も豊富です。

②生きものが食べものになるまでの間にある魚の物語について
生きものが食べものに変わるタイミングはいつなのか?
市場に並んでいる魚の多くは(生簀の魚を除く)、すでに食べもの(食材)として並べられています。
それらの魚が生きものとして生きていた海の中に入ってその生態や生活史を知ることで、魚それぞれの見方がまず変わってきます。それらをどのように獲るのかという部分だけでも様々な方法があり、いざ、船に揚げた時にもまだ生きものとして動いています。それらの魚を〆るなど野締めになった時、すなわち命が終わったとき、生きものが食べものになると考えています。(例外もあります。)
魚をまな板の上や食卓で見るだけでは感じることのできない食べものへの感情が、日本の海を大切にする気持ちに繋がると思っています。

③同じ魚でもお刺身と寿司での味の感じ方の違いについて
今回、お魚を食べた時にそのままでも十分に美味しいのに、寿司にするとさらに美味しく感じませんでしたか?それは、相乗効果です。酢飯だけで食べても実は美味しい。
魚に足りない酸味や塩気や甘味、酢飯に足りない旨味や香りや食感、これらを掛け合わせることでお刺身で食べるよりもお寿司で食べた方が美味しくなる場合が多くあります。白いご飯とお刺身で食べるのと酢飯とお刺身を食べるのも、まったく別物です。お寿司を通して、美味しい!だけでなく、支え合う大切さを感じてほしいです。
日本人の味覚は「うまみ」を感じることができることも素晴らしさなのです。

参加児童や保護者の声(アンケートより)

⼩学3年⽣⼥⼦
「あんなに大きい魚をはじめてさばいた。ハギのうす皮をむくところが難しかった」
⼩学2年⽣女子
「こんなに出来るのはいろんな人が手伝ってくれたから」
小学2年生男子
「アジが30センチもあったから驚いた」
小学2年生男子
「魚の内臓を初めて見た。こんな魚(種類)がいるんだって驚いた」
⼩学3年⽣⼥⼦保護者
「先生のお話を通じて、生き物と食べものの違いや海の現実を考える機会となった」
⼩学1年⽣男⼦保護者
「命をいただくということを目の前で感じることが出来た。マイクロプラスチックなど海の環境を子供と学んでいるところなどで、お魚のことに直接関わる経験が出来てとても充実した時間となった」



イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:16人