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海を通してSDGsについて学ぶ 海の学校in愛知を6/12開催しました!

知的・発達障がい児の居場所づくりを行っているたはらサンドアート実行委員会は、「海の学校 in 愛知」を開催しました。海の生き物観察、ビーチクリーン、サーフィン体験など海を舞台にしたさまざまな活動を通じてSDGsを学んでもらいました。

2022.07.07

たはらサンドアート実行委員会は、6月12日(日)に、海の生き物観察、ビーチクリーン、サーフィン体験などといった海を舞台にした諸活動を通じてSDGsを学ぶことを目的に、「海の学校 in 愛知」を開催いたしました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる “日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要
海の生き物や植物を観察する「海のふしぎ発見!」、砂浜にあるごみや貝殻を拾う「ビーチクリーン」、海を体感する「サーフィン体験教室」、SDGsについて学び、拾ったごみで作品を作る「プラゴミアート教室」を開催。
日程
2022年6月12日(日) 9:00~14:30
開催場所
赤羽根ロコパーク、田原市赤羽根西海岸、赤羽根市民館
参加人数
90人程度

イベント当日の様子

海をフィールドとして知的・発達障がい児の居場所づくりを行なっている当委員会が、「障がいの有無に関係なく誰もが海や自然に親しんでもらおう」という想いの元、イベントを開催いたしました。

市内県内の児童を対象に、海の面白さ、楽しさを学び、体感する5つの活動を実施。晴天のもと、それぞれの講師の話に耳を傾け、ボランティアの方々にサポートしてもらいながら、身体全体で海を味わう一日となりました。

1.海のふしぎ発見!
海の環境や生態などに精通しているBlueDrop代表の松野弘美さんを講師として、「なぜ海岸の草は背が低いのか?」など子どもたちが興味を引くような「海のふしぎ」に迫るワークショップを行いました。目の前の海岸が教科書となって、付き添いの保護者も思わず「なるほど!」と思うような新しい発見がたくさんありました。

2.ビーチクリーン
実施前に深刻化しているマイクロプラスチックの説明を行いました。とても小さなマイクロプラスチックの大きさにみんなびっくりした様子でした。単なるビーチクリーンではなく、プラゴミアート教室に活用出来そうなごみも拾っていきました。

3.サーフィン体験教室
海の学校校長兼プロサーファーの堀口真平さんや地元プロサーファーの杉原康幸らが講師として登場。海で気を付けること、海の中でのルールなどを学んだうえで、サーフィンやボディボードにチャレンジしました。

4.プラゴミアート教室
SDGs for school認定エデュケーターのいいだまきさんを講師として、SDGsや環境についての話を聞いた後、ビーチクリーンで拾ったプラスチックごみや貝殻、流木などを使って、アート作品を制作しました。本来ごみであった物を有効活用してオリジナル作品にしたり、みんなで少しずつ協力してメッセージ旗をつくることで、SDGsの理念を深く共有することができました。

5.海日記
一日を振り返り、体験した様々な思い出を絵日記にしました。感じたことをアウトプットすることで、自分と海や自然との繋がりや海が楽しい場所であることを再認識する機会となりました。また、地域の方の海への理解を深めるために、子どもたちの海日記や作品などは、6/21~7/3まで田原市中央図書館にて展示されます。
 

海をきっかけに「誰一人取り残さない」持続可能な社会を目指す

近年では、「大人の発達障がい」などメディアでも多く取り上げられ、社会問題にもなっていますが、今この瞬間も、多くの発達障がいや疑いのある方が差別や偏見などで苦しんでいる現状があります。また、多くの方が発達障がいについて知見がないからこそ、無意識的に差別や偏見が起きてしまっている現状もあります。このような現状を踏まえ、私たちはまず率先して皆さんに知ってもらう機会を設け、子どもたちと関わりながら自然な姿を社会に見せて行くことが必要だと感じています。たはらサンドアート実行委員会では、発達障害を特別視することが無くなるよう活動を行ってまいりましたが、今後も発達障がいや疑いのある子どもたちの「安心できる居場所」を増やしたいという想いをもとに、「誰一人取り残されない」持続可能な社会に寄与してまいります。
 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:90人